体幹トレーニングについて(5/6)
みなさんこんにちは。
フィジカルトレーナーの大森です。
長期コラムとして、最近よりは皆さんが良く耳にする「体幹トレーニング」についてお伝えしています。
なぜ体幹トレーニングが必要なのか?
体幹トレーニングを行うだけで良いのか?
そもそもなぜ体幹が弱くなっているのか?
第一回>>>「体幹トレーニングについて(1/6)」
第二回>>>「体幹トレーニングについて(2/6)」
第三回>>>「体幹トレーニングについて(3/6)」
第四回>>>「体幹トレーニングについて(4/6)」
前回からやっと本題に入っています笑。
体幹トレーニングを行うだけで良いのか?
答えはNOです。
そもそも体幹とはどこを指すかというと、体から手、足、頭を取り除いた「胴体」の部分になります。そこには脊柱や骨盤、肋骨や肩甲骨などの部分も含まれていましたね。
つまりお腹まわりだけのことを、本来「体幹」とは呼びません。
そのあたりも考えていくと、体幹を鍛えるということは、ただ「腹筋・背筋」だけを鍛えれば良いというわけではないことはなんとなーくわかっていただけますね。
ここまで以前お伝えした通りです。
もう一度考えると、ただの腹筋・背筋だけのトレーニングを行う体幹トレーニングで不十分で、体幹トレーニングを行うのであれば、胸郭や肩甲帯、骨盤などの動きも十分引き出しながら鍛えることで、より効率的に「体幹」を鍛えることができます。
体幹は大きな力を生み出し、それを手足に伝えることで、しなやかな動きを作り出すことができます。
また、四肢にかかる力をうまく分散させ、四肢へのストレスを最小限にすることができるのも体幹機能の特徴です。
しかし、そこだけを鍛えても、四肢(手足)の筋力が落ちてしまったり、四肢のコントロールが上手くできなくなっているのであれば、そこを鍛える練習はしなくてはいけません。
つまり、全体を満遍なく動かすことが重要ですね。
ぜひみなさんは、体幹トレーニングだけではなく、全身の機能着目し、全身を整えるようにしてくださいね。
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ちなみに体幹や四肢の筋力が落ちるのは遺伝や加齢が一番の原因というわけではありません。
次回はそのあたりをお伝えします。
では!!
次のコラムへ>>>「体幹トレーニングについて(6/6)」

大森 大
Jrアスリート、アスリート専門トレー二ング&コンディショニングジム「SOSアスリートラボ」代表。横須賀市を中心に「諦めるか、挑むか。その選択があなたの人生を決める。」を理念に活動し、Jrアスリート・アスリートの障害の予防と競技力向上に努めている。