中岡浩子

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頭髪にお悩みがある方へ(3/3)〜健康な髪の毛を作るために〜/中岡浩子

こんにちは。管理栄養士の中岡 浩子です。

IDENSILの項目には「頭髪の多寡」があります。
前回までは、男性型脱毛症の代表的なAGAの特徴や原因と、女性の薄毛の特徴や原因についてのお話しをしました。
今回はイデンシルの項目で脱毛や抜け毛のリスクが高めと出ていても、その進行を予防するために出来る対策についてのお話をしたいと思います。

 

第一回>>>頭髪のお悩みのある方へ(1/3)〜AGAについて〜

第二回>>>頭髪のお悩みのある方へ(2/3)〜女性の薄毛について〜

 

食事や生活習慣の見直し

偏った食事による栄養バランスの悪化や喫煙習慣、不規則な生活や睡眠不足は体の新陳代謝を低下させ、疲労やストレスからの回復の遅れにつながります。体にとって良くないことは頭皮にとっても同様で、様々な頭皮環境に悪影響を及ぼします。
食事のバランスや食材の選び方を変えて、体内の代謝力を上げ、頭皮の細胞の新陳代謝を活発にしましょう!

 

 

健康的な髪の毛を作るために必要な栄養成分を意識的に選びましょう

たんぱく質

髪の毛を作るのに必要不可欠なたんぱく質のもととなるのがアミノ酸。
赤身のお肉や乳製品などに含まれる「リジン」は髪の毛の材料となり、魚介類や大豆製品に含まれる「アルギニン」は成長ホルモンの分泌を促進します。
動物性のたんぱく質も、植物性のたんぱく質も偏りなく摂ることを意識しましょう。

L-システイン

髪の毛の構成成分であるたんぱく質の一種であるケラチンの生成に必要なのが「L-システイン」。
牛肉やサケ、小麦粉、羊肉やオートミールにも含まれています。

亜鉛

亜鉛はたんぱく質の代謝を促進して毛の生成を助ける働きをします。また、髪のツヤに関わるメラニンの生成にも関与しています。
豚レバーやカキに豊富に含まれています。亜鉛はクエン酸やビタミンと一緒に摂ることで吸収が良くなるとも言われているので、亜鉛の多いカキにビタミンたっぷりのレモンをかけて食べることは理にかなっているのですね。
ただ、カキを日常的に食べることはなかなか難しいかもしれません。カキのエキスを使ったサプリメントなどで補うこともひとつの方法です。
レバーには髪の毛に必要なたんぱく質も亜鉛もビタミン群も含まれるのでおすすめです。さらに鉄や葉酸も含まれるので貧血予防や抜け毛防止にも役立ってくれる食材です。

ビタミンB群

様々な代謝に関わるビタミンB群は、頭皮の新陳代謝を促して頭皮環境の改善をする働きがあります。
豚肉や乳製品、緑黄色野菜もバランスよく積極的に摂りましょう。

 

頭皮の老化防止に効果的な抗酸化成分も重要です

髪の毛を作る毛母細胞の活性化に役立つ「アスタキサンチン」はサケに多く含まれている最強の抗酸化成分です。手軽に取り入れやすい食材なので積極的に摂ることをおすすめします。
トマトや人参、パプリカなどの赤い野菜に含まれる「β-カロチン」や「リコピン」もよく知られる抗酸化成分です。ツヤのある健康的な髪の毛の生成に効果的な成分を意識して食生活に摂り入れましょう。

 

頭皮のトラブルや抜け毛の防止にも、規則正しい生活習慣とバランスのよい食事が基本になります。髪の毛の栄養不足や頭皮の血行不良を招かないように日頃の食事を意識しましょう。

 

 

中岡浩子

中岡浩子

はじめまして。8月よりコラムを担当させて頂くことになりました管理栄養士の中岡浩子です。 3人の子供の子育てに奮闘しながら、日課である早朝ランニングでストレス発散と体力維持に努めています!

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