中岡浩子

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身体の酸化を食事から防ごう〜抗酸化成分(3/3)/中岡浩子

こんにちは。管理栄養士の中岡浩子です。

前回までは体を錆びつかせる活性酸素のお話しから、食材に含まれる抗酸化成分のお話に触れました。

第一回コラム>>>「身体の酸化を食事から防ごう〜抗酸化成分(1/3)」

第二回コラム>>>「身体の酸化を食事から防ごう〜抗酸化成分(2/3)」

今回は、野菜や果物に多く含まれ、抗酸化作用を最大の特徴とする「ファイトケミカル」について、その種類や摂取方法について紹介したいと思います。

 

 

注目の栄養素〜ファイトケミカル!

前回少し触れましたが、ファイトケミカルとは、食物だけが持つ「色素・苦味・渋み・香り・えぐみ・辛味」などの成分で主に皮や種などに含まれています。

ビタミンやミネラルといった栄養素に比べると聞き慣れないかもしれませんが、緑茶に含まれる「カテキン」は肥満予防効果があり、なすやベリー類に豊富な「アントシアニン」やトマトの「リコピン」の抗酸化力はとても高いことで知られています。また、辛味成分の「カプサイシン」などはよくご存じの方も多いのではないでしょうか。それらはファイトケミカルの代表的なものであり、その他にも1000以上が確認されていると言われています。

ファイトケミカルの最大の特徴は「抗酸化作用」にあり、あらゆる病気の原因とされる活性酸素を取り除き、私たちの身体を健康に保つ手助けをしてくれます。また、ファイトケミカルには抗酸化作用のほかにも以下のような優れた健康効果があると言われています。

  • 免疫力の強化
  • 抗炎症作用
  • DNAの損傷を防ぎ、DNAの修復を助ける
  • ガン細胞の増殖を抑える
  • ホルモンバランスを整える
  • 傷ついた細胞の分裂を防ぐ(傷ついた細胞はガン細胞となる可能性がある)

 

野菜だし「べジブロス」の作り方

 

 

1.鍋に両手いっぱいの野菜くずと水1000㏄、酒小さじ1を入れます。

2.弱火〜中火で沸騰しないように30〜40分ほど煮立てます。

3.色が出てきたら、濾し布巾やペーパーで濾して完成。

※使い切れない場合は冷凍保存し、凍ったまま鍋やフライパンに入れて調理することができます。

 

野菜を充分に摂ることが難しいときなど、作り置きしておいたべジブロスを活用することで、凝縮された栄養素をバランス良く摂ることができます。時間のある時に、作ってみてはいかかでしょう?

 

 

 

中岡浩子

中岡浩子

はじめまして。8月よりコラムを担当させて頂くことになりました管理栄養士の中岡浩子です。 3人の子供の子育てに奮闘しながら、日課である早朝ランニングでストレス発散と体力維持に努めています!

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