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筋損傷のリスクを回避するアプローチ(1/4)

 

みなさんこんにちは。
フィジカルトレーナーの大森です。

今回から4回に分けて、筋損傷のリスクを回避するためのアプローチを運動の分野からご案内していきますね。

まず筋損傷とは「肉離れ」や「筋断裂」「筋挫傷」などの症状の総称です。
ここで言う筋損傷とは「筋肉痛が起こりやすい」という意味ではありませんのでまずはご注意くださいね。

自覚的に筋肉や体が硬い、疲労が溜まりやすいなどの感覚はあると思いますが、遺伝子検査を行うと「筋損傷」のリスクを把握することができます。
自分自身が遺伝子的に筋損傷が起こりやすいのかどうかを理解しておくことで、普段から予防のために行うアプローチが変わってきますね。

筋損傷が起こりやすい状況は大きく分けて以下の状態です。

〇筋肉の弾力性が低下している(筋硬度)
〇筋力、筋バランスの低下
〇動作不良

筋肉の弾力性の低下

筋肉自体が伸び縮みがスムーズに行えれば、損傷を起こすことはあまりありません。
しかし、何らかの影響で筋肉の弾力性が低下すると、筋肉が損傷を起こしやすくなります。

 

 

筋肉の弾力性低下の主な原因

過活動による疲労などの影響
筋肉を使い過ぎた状態が長く続くと、筋肉は酸化しやすくなるとともに、筋肉自体が短く縮んだ状態になるため、運動中など筋肉が急激に伸ばされようとすることで損傷を起こします。

筋内へのエネルギー補給の不足
筋を動かすためのエネルギーや、筋肉を作るための栄養素が欠乏することで筋肉の弾力性が低下を起こし、損傷を起こしやすくなります。またエネルギーは十分摂取していても、血液循環が悪い場合には、末梢まで十分なエネルギーが運ばれないこともあります。

筋や脂肪、皮膚の癒着
筋肉や脂肪、皮膚が癒着することで、筋肉が伸びることが阻害され、筋損傷が起こる場合があります。特に癒着が起こっている部分と、癒着が起こっていない部分との連結部で生じる力の差によって損傷は起こりやすいと言われているため注意が必要です。

今回は主な原因をお伝えしましたが、次回のコラムではその対処法をお伝えしていきます。
自分がどの状態に当てはまるかなど詳しく聞きたい方はぜひSOSアスリートラボまでお問合せください。

では。

 

 

次のコラムへ>>>「筋損傷のリスクを回避するアプローチ(2/4)

 

 

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