血管若返り 血圧上げない食べ方
こんにちは。こころとカラダに栄養を
健康運動指導士、管理栄養士の藤澤直美です。
今回はイデンシルの検査項目にもある血行(血管・血圧)についてお話しします。
この項目では遺伝子的に血圧が上がりやすいかどうかのリスクを判定することができます。
自分のリスクを知り、予防しなければならないポイントを意識することで
血圧を上げにくくする身体作りを目指しましょう。
血圧が上がる要因は様々
食事や飲酒・喫煙など生活習慣やストレスが原因で血圧が上がる場合もあれば
遺伝で血圧が上がりやすい人もいると言われています。
ずばり遺伝子検査を受けると、高血圧の原因が遺伝子によるものなのか
生活習慣からきているものかがわかります。
遺伝子分析を活用してみる
私が実際に検査をしてみた結果、血圧を上げやすいリスクがありました。
ACE とAGT という遺伝子にリスクがあり、血圧が上昇しやすいということがわかりました。
対処法としては、食事療法の減塩・ミネラル類の摂取やお酒の量を控えたり、禁煙などです。
運動は日常動作により筋肉を使うことで血液循環が起こりますが、特に有酸素運動をすると、毛細血管が発達し、血行が良くなります。
健康診断では基準値以上に高くなったことはないですが、最近は徐々に上がってきていて気になっていました。運動不足も関係しているかなと思い、生活習慣の見直しをしてみました。
管理栄養士として病院給食の献立を作っていたため、塩分管理はしていました。
職場と環境が変わり、味付けも濃くなってきたのかなと感じていましたが…
最近一番変わったことは、自宅での晩酌習慣がついたことが一番大きな変化です。
お酒のつまみから料理を作り始めるため、少し味付けの濃いメニューが知らず知らずに増えていました。
血圧に関する遺伝子リスクがあると知ってからは、野菜中心のお酒のおつまみをお酢や柑橘類などの酸味を使用してアレンジしたり、薬味をたっぷり使った和風のものを用意したりと、塩分を控えて、香りや酸味のあるものを使い、五感を楽しみながらメニューを考えるようになりました。
お酒も飲み方が大事になります。
初めの一杯を勢いよく飲むと血圧が急上昇して、血圧が高い状態が続くと言われています。お酒は一杯目を15分くらいかけて飲むといいと言われています。
お酒も適量をじっくり味わいながら、楽しく飲みたいですね。
減塩についての詳しい内容は
コラム>>>「簡単にできる減塩対策」を参考にしてくださいね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

藤澤直美
皆様の笑顔を 栄養に 健康運動指導士・介護予防スペシャリスト 専門的な運動指導の知識のもと運動セミナーも行なっています 元気に健康寿命を延ばす 管理栄養士・サプリメントアドバイザー 特定保健指導は約2000人指導 フラインストラクター