蓬田味夏

  • ヘルスケア
  • 健康促進
  • 未病

ドロドロ血液になるのを防ごう!(2/2)

こんにちは。栄養士の蓬田味夏です。

IDENSILには「血中コレステロール」に関する項目があります。

前回のコラムではLDLコレステロールとHDLコレステロールについてお話しました。

>>>「ドロドロ血液になるのを防ごう!(1/2)

今回はその続きをご紹介します。

 

LDLコレステロールとHDLコレステロールのよいバランス

IDENSILにある血中コレステロールレベルの項目では、HDLコレステロールをつくるのが苦手な体質なのか、LDLコレステロールを減らしにくい体質なのか、自身の体質を知ることができます。

この遺伝子にリスクを持っているからといって、将来血管の病気になってしまうわけではありません。

今のあなたの体は、遺伝的要因と、運動・栄養・生活習慣などの環境的要因によって成り立っています。つまり今の体を知り、日々の生活に気をつけることで、未来のあなたの体の健康の維持・促進は可能なのです。

将来の自分のために意識して生活していくことが大事なのです。

 

 

コレステロールのよいバランスのためにできること

ここでいくつかLDLコレステロールとHDLコレステロールのよいバランスを保つ方法をご紹介します。

動物性脂肪(特に肉類の脂)を控える

鶏の皮を取ったり、赤身肉(ヒレなど)を選んだり、しゃぶしゃぶなど脂を落とせるメニューを選んでもいいですね。

油の摂り過ぎに注意する

目に見えるのはもちろん、カップ麺や菓子類など目に見えにくい油にも注意が必要です。

特に加工に使われる油にはトランス脂肪酸という「脂質異常症」の原因の一つといわれるものが含まれているので気をつけましょう。

食物繊維を摂る

玄米や野菜、海藻、きのこ類、豆類などは余分なコレステロールの吸収を防ぎます。

青魚やオリーブ油を摂る

青魚に含まれるDHAやEPA、オリーブ油のオレイン酸などは、HDLを減らさずにLDLコレステロールを減らしてくれます。

イワシ、サンマ、サバ、アジなどの魚を積極的に摂りましょう。魚の調理が苦手な方も、缶詰になっているものも多くあるので心配いりません。

オリーブ油で一緒に調理するのもよいですね。

抗酸化作用の強い栄養素を摂る

ビタミンCやビタミンE、βカロテン、ポリフェノールなどが抗酸化作用の強い栄養素です。

ニンジンやほうれん草、かぼちゃなどの緑黄色野菜、オレンジやキウイフルーツ、アボカドやアーモンドなどの食品に含まれています。

有酸素運動をする

有酸素運動はHDLコレステロール増やす一番おすすめの方法です。

一日30分程度、ウォーキング、速歩、水泳、歩くような速さのジョギング、自転車、ベンチステップ運動など続けやすいものを選んでみてください。

禁煙

喫煙は血管を傷つけます。そして動脈硬化につながっていきます。

ぜひこの機会に止めてみませんか。

 

血液検査などをする以外に日常生活ではあまり実践の成果は感じないかもしれません。
しかし血液、血管は私たちの健康にとても大切なものです。

未来の自分のために生活に取り入れてみてください。

 

 

 

【参考文献】

厚生労働省

厚生労働省 e-ヘルスネット

一般社団法人 日本動脈硬化学会

 

 

蓬田味夏

「みんなのからだはみんなが食べたものでできているんだよ」 「野菜も好きになってたくさん食べようね」 子ども達には言っているけど大人がやっていない事、案外多いと思います。 『自分が食べたもので自分の体はできている』 明日、一ヵ月、一年後の自分のためにちょっとやってみようかな、そのきっかけになれるよう、楽しく、わかりやすい栄養の情報をお伝えしていきます。

関連記事