真夏の紫外線に負けないために 食べる日焼け対策〜肌対策編〜
元オリックス・バファローズ専属管理栄養士の古賀圭美です。
夏の日差しが厳しい季節になってきましたが、みなさんはどのような日焼け対策をしていますか?
イデンシルでは、紫外線の影響についての体質についても確認できます。
特にアスリートは一般の方より紫外線に当たる機会が多いと思いますので、紫外線ケアもしっかり行う必要があります。
体質情報を確認して、自分の体質にあったケアを行いましょう。
私のサポートしていた選手たちは、日焼け止めを利用したり、サングラスをかける、長袖を着るなどして対策をしていましたが
毎日のように太陽のもとで練習や試合をしているとやはり夏場は真っ黒に日焼けしてしまうのが現状のようです。
私たちが幼いころは、夏休み明けに小麦色に焼けた肌も気になりませんでしたが、最近の子供たちはプールの授業でもラッシュガードを使用するなどして日焼け対策をしていますね。
このような日焼け対策ももちろん大切ですが、食事からも日焼け対策ができるのをご存知ですか?
日焼けは疲れの原因にも!?
日焼けをすると(紫外線の影響を受けると)肌や目が炎症を起こし、赤くなったり、痛みを感じるだけでなく体力の消耗、疲労の原因にもなるのです。
そのため、だるさを感じたり、身体が重くなったりします。
海やプールで遊んだ後にこのような症状を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
これは体内に活性酸素が発生したために起こっており、体内に発生した活性酸素を除去するには、「抗酸化作用」のある食べ物を食べることがオススメです!
抗酸化作用のある食べ物って?
体内に増えてしまった活性酸素を除去するには、抗酸化作用のある
緑黄色野菜
ナッツ類
果物
大豆類
発酵食品
などを積極的に食べるように心がけましょう。
今の時期は「夏野菜」がオススメの食材です。旬の食べ物は栄養価が高いだけでなく、価格も安価なため家計にも優しい食材となっています。
たっぷりの夏野菜とたんぱく質(肉、魚、卵、豆腐)でメインディッシュを作るだけでも良いでしょう。
外食で済ませたいといった場合でも、上記の食材が使われているメニューを選ぶように心がけます。
特に野菜や果物は新鮮なものを食べられる工夫も忘れずに!
別のコラムでは「目の日焼け」への対策もご紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。
古賀圭美
たまごはん 古賀圭美 元オリックス・バファローズ専属管理栄養士 プロアスリートのサポート経験を生かし、スポーツ栄養の分野でも活動しています。 また、「人と人をつなぐごはん」をテーマにした「たまごはん」ではカフェやケータリング、料理教室などを随時開催。現在は子育てと仕事に奮闘中!