IDENSIL(イデンシル)

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株式会社グリスタ・IDENSILに関する最新情報をお知らせいたします。

アンチエイジングとは(2/2)〜抗酸化成分〜

こんにちは。管理栄養士の中岡浩子です。

イデンシルでわかる項目の中に、肌の老化や紫外線感受性に関する項目があります。

今回は、前回の酸化ストレスによる老化について、食事面からの対策についてのお話しです。

>>>「アンチエイジングとは(1/2)〜酸化ストレス〜

関連する遺伝子にリスクがある方はとくに日頃からの食生活に意識してみてください。

 

 

 

抗酸化成分を積極的に摂りましょう

日焼け止め予防などの紫外線対策をして外側からのケアは出来ても、身体の中にある活性酸素を除去することは出来ません。

内側からのケアとしては、抗酸化作用のある食品を毎日の食事に摂り入れ過剰に産生された活性酸素を取り除くことを意識しましょう。

ビタミンA(カロテン)

脂溶性ビタミンであるビタミンAは、トマトや人参、かぼちゃ、ほうれん草などの色の濃い緑黄色野菜にはカロテン類として含まれ、レバーや卵黄、うなぎなどの動物性食品にはレチノールとして豊富に含まれています。

脂溶性であるため油に溶けると吸収がよくなるので、炒め物やドレッシングなど、油と一緒に食べる工夫をすると効率よく摂ることができます。

β―カロテンにはメラニンの生成を抑えて色素沈着を防ぐ働きもあります。

ビタミンE

若返りのビタミンとも呼ばれ、脂溶性ビタミンの一種です。

中でも特に多く含まれる食品はマーガリンや植物油などの油脂類や胡麻やアーモンド、ピーナッツなど種実類です。野菜では緑黄色野菜に豊富に含まれています。

ビタミンEが抗酸化成分のひとつとされているのは、ビタミンEが酸素と結合しやすく酸化されやすいためです。そのため、ビタミンEを含有する食品の保存には光にあてない冷暗所や、空気に触れないように密閉すること、または早めに食べきることなどにも気を付けましょう。

さらにほかの抗酸化成分と一緒に摂ることで効果が期待できます。

紫外線防御効果としても効果があるほか、保湿効果の役割もあります。

ビタミンC

水溶性ビタミンであるため水に溶けやすく、熱や光に弱く酸化しやすいために保存中や調理中に失われやすい成分です。

一度にたくさん摂取しても蓄積されずに体外に排出されてしまうので、毎日欠かさず摂ることが大切です。

野菜や果物に豊富に含まれていますが、特にいもに含まれるでんぷんがビタミンCを守ってくれるので、じゃがいもやさつまいもは調理による損失が少なく良い供給源となります。

メラニン色素の沈着を防いでくれる働きもあるため、しみ、そばかすの予防や、ニキビなどの炎症予防にも効果が期待できます。

セサミン

ごまに含まれるセサミンには強力な抗酸化作用があり、ほかの抗酸化物質が活性酸素と闘いながら消化吸収されて少なくなってしまう中、セサミンは血管を通って肝臓にまで到達するため、肝臓でも活性酸素を除去することが出来ます。

そのため血中のコレステロール低下や動脈硬化、心筋梗塞などを予防する効果もあります。

アスタキサンチン

過酸化脂質の生成を抑える抗酸化作用を持つアスタキサンチンは、鮭、いくら、たらこ、えびなど主に魚介類に含まれる赤い色素成分です。

非常に強力な抗酸化作用があり紫外線によるメラニンの生成を防いでしみ、そばかすを防ぐ働きがあるので、価格も安く手軽に献立に取り入れやすい鮭はとくにおすすめ食材です。

 

このように内外からの対策を心掛け、紫外線から肌を守るケアをしたり、身体が錆びないように抗酸化食品を取り入れる食生活を意識していつまでも若々しく過ごしたいですね。出来ることから始めてみてください。

 

 

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