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睡眠とビタミンB6!ビタミン不足の原因は腸にあった!

 

こんにちは。 予防医学ラボNo.face8事務局です。

不眠に対してのサプリメントでよく耳にするのがビタミンB12ですが、他にもビタミンB6も睡眠に対して効果的と言われています。

簡単に言うとビタミンB12はメラトニンの分泌を調整してくれるもの、ビタミンB6は神経伝達をスムーズにしてくれるものです。

一口に神経伝達といっても、睡眠と神経伝達がどう関係してくるのか等わからないことも多いかと思います。そこで今回はビタミンB6について書いていこうと思います。

 

 

ビタミンB 6とは?

そもそもビタミンB6とは、

「ビタミンB6 活性を有する化合物として、ピリドキシン(PN)、ピリドキサール(PL)、ピリド キサミン(PM)(図7)がある。また、これらのリン酸化型であるピリドキシン5́─リン酸 (PNP)、ピリドキサール5́─リン酸(PLP)、ピリドキサミン5́─リン酸(PMP)は、消化管でビタ ミンB6 にまで消化された後、体内に取り込まれるため、ビタミンB6 と等モルの活性を示す。食 事摂取基準はピリドキシン量(図7)として設定した。」

引用:厚生労働省‐⑵水溶性ビタミンより

と定義されており、機能としてはアミノ基転移反応、脱炭酸反応、ラセミ化反応などがあり、免疫機能にも関りがあるビタミンです。

基本的にビタミンB6といえばタンパク質代謝に大きく関わってきます。

タンパク質の分解と合成をスムーズにしてくれて、脂質の代謝にも関与しており、肝臓に脂肪が溜まるのを防いでくれる効果もあります。

またタンパク質の分解と合成には神経伝達物質とも深い関りがあり、アミノ酸の代謝がアドレナリン、ドーパミンセロトニンなどの神経と神経の情報伝達するホルモンを調節しています。

このためビタミンB6が不足してしまうと神経の伝達がうまく行われなくなり、様々な障害が発生してしまう恐れがあります。

 

 

ビタミンB6と腸の関わり

ビタミンB6は免疫力を向上させる可能性があるといわれています。

実際に小児喘息の発作を防ぐ、皮膚や粘膜の状態を健康に保つことで肌荒れや目の乾燥などにも効果的だといわれていて、アレルギー症状の緩和効果も期待されています。

そんなビタミンB6ですが基本的には腸内細菌から合成されることが多く、基本的には不足することはないといわれています。

しかし抗生物質の使用など腸内細菌のバランスが崩れることを長期間行っていると、腸内環境が劣悪化し不足してしまうこともあるといわれています。

 

ビタミンB6の過剰と欠乏

ビタミンB6の過剰摂取というのは基本的にはあり得ないと言われています。というのも基本的にビタミンB は水溶性ビタミンで過剰に摂取してしまった分は排泄されるからです。

普段の食事を行なっているのであれば基本的には過剰となることはありませんのご安心ください。

そして気をつけたいのが欠乏。粘膜での炎症を起こしたり、皮膚炎をはじめホルモンバランスの乱れから来流、頭痛や腰痛、うつ症状が現れることもありますので欠乏には充分にお気をつけください。

 

睡眠とビタミンB 6

睡眠とビタミンB6の関係性としては文献で見た限りでははっきりとしたことがわかりませんでした。

文献で出てきた限りでは

「ビタミンB6は抑制性の神経伝達物質であるGABAの生成に必要であり、欠乏するとそれに伴う神経・精神症状を呈するし、ビタミンB6 は様々な酵素の補酵素となっいるから食欲不振、口内炎、口唇炎、皮膚炎、貧血などの種々な代謝異常に伴う症状が発生する恐れがある.」

糸川嘉則,代替医療としての「ビタミン・ミネラル」,日本補完代替医療学会誌,第1巻 第1号,2004年2月:41−52

と言われていて基本的には睡眠に関しての記述は特にありませんでした。直接的に睡眠に関与していないのではないかと考えています。

神経伝達が良くなることで副次的に睡眠にも効果が現れるのではないかと思いますので、ビタミンB6だけ摂取した際にはその効果を顕著に実感することはできないかもしれません。

 

 

私が1番お勧めしているのが瞑想。瞑想をすることによって自動的に頭を働かせているのを休めることができ、頭の中をリセットしてもらえるなどリフレッシュ効果が期待できます。

普通の方は脳の中まで考えて休憩を取ることはしないと思います。

少し時間がかかってしまいますが、そのあとのスッキリし集中できるようなるので、効率よく作業をする事ができ結果的には時間短縮に繋がってきます。

瞑想のやり方は簡単、深呼吸の時に鼻や喉に空気が通って、肺に空気が出入りする感覚を感じてもらう。この時に余計なことは考えずに呼吸だけに意識を向けるだけ!

基本的にはこれだけ!ですがなかなか難しいという方はご相談いただければご指導いたしますのでご連絡ください。

 

 

【参考文献】

足立香代子「決定版 栄養学の基本がまるごとわかる事典」西東社 2015年 6月10日発行 第1版

 

 

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