摂りすぎていない?「砂糖」の弊害
こんにちは。予防医学ラボNo.face8事務局です。
夏の終わり近付いて来つつも、暑さが残る日々ですね。
ついアイスを手にしたくなる時期から、あっという間に味覚の秋になります!
そんな時期に是非気を付けていただきたいのは、「砂糖」の摂りすぎです。
ということで、今日は「砂糖」の摂りすぎによる弊害についてお話しします。
砂糖を摂りすぎると体に起こること
① 必要なビタミン、ミネラルを浪費する
糖質により不足しがちな栄養素は、特にVB1とマグネシウム。
どちらも糖代謝において必要な栄養素です。
現代人にただでさえ足りていないビタミンとミネラル。
拍車をかけるかのように、これらの栄養素が消費されてしまうのです。
② 「糖化」のリスクを上げる
血糖値を急激に上げる、もしくは血糖値が高い状態が続くと、身体の「糖化」反応が進みます。
「糖化」とは、血液中の余分な糖分と、身体のタンパク質や脂質が反応し、AGEという最終糖化生成物(=老化物質)を生成することを言います。
つまり“身体を老いさせる”ということ。
特にCDKAL1にリスクがある方は血糖が下がりにくい体質のため、要注意です。
③ 腸内環境を乱す
砂糖を高摂取することで、腸内細菌のバランスが崩れやすくなります。
いわゆる悪玉菌、真菌を繁殖させ、腸内腐敗、腸内の炎症(リーキーガット)を起こしやすくなってしまいます。
腸の炎症(リーキーガット)は、様々な身体の不調や病気に繋がるものです。
とはいえ、甘いものは食べたくなりますよね。
そんな時は「砂糖」が含まれているものよりも、フルーツや、羅漢果、オリゴ糖がおすすめ。
心も身体の健康も満たしてくれる、賢い甘味選びをしていきましょう。
【参考文献】
黒田愛美「アスリート医師が教える 最強のアンチエイジング食事術51 運動術26 」文藝春秋

予防医学ラボNo.face8事務局
薬剤師や理学療法士など、医療の現場で活躍してきたスペシャリストたちによる、オリジナルの個別サポートプログラムを考案。 『もっと』『さらに』を追求する人達の為、体の基礎から再構築。予防医学/医療の観点から、美容・スポーツ・健康・仕事のプロフェッショナルに必要な健康の基盤を再建し、理想の『その先』へ。