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脂肪を唯一燃焼してくれる?ミトコンドリアの生態

 

こんにちは。予防医学ラボNo.face8事務局です。

 

ミトコンドリアの正体

早速ですが、正体と書いたからには、ご想像の通り生きています。

ミトコンドリアは全身の細胞の中に存在する微小器官で、一つの細胞の中に数百~数千も存在します。
さらに、私たちは一人一人DNAを持っていますが、最近、ミトコンドリアも個々にDNAを持っていることがわかりました。

このミトコンドリアですが、3大栄養素を代謝してエネルギーをつくりだします。
代謝は人によって異なり、ミトコンドリアの機能は加齢とともに低下します。またミトコンドリアの数も40歳を過ぎると減少します。

 
 
 

脂肪を燃やせる唯一の器官??

脂肪を燃やすのはミトコンドリアだけと言われています。
糖質はミトコンドリア以外の細胞質基質でもエネルギーとして用いられるのですが、脂質に関してはミトコンドリアだけでしかエネルギーになりません。

そのためミトコンドリアがしっかり元気に働くことができるように細胞内をキレイにしてあげることと、ミトコンドリアの必要とする栄養素を届けてあげる必要があります。

 

ミトコンドリアはどうやって脂肪を代謝しているのか?

まずは体脂肪(中性脂肪)を酵素の働きで「脂肪酸」と「グリセロール」に分解します。
カルニチンの力を借りて脂肪酸がミトコンドリアへ入ります。
「脂肪酸」は血流の流れに乗って「カルニチン」の力をかりて全身の細胞内にあるミトコンドリアへ入り込みます。「グリセロール」は肝臓で代謝されます。
その後代謝酵素と水素の力をかりて「TCA回路」というサイクルをまわします。
そのため酵素と水素が不足していると脂肪が燃焼されにくくなります。

少し難しい言葉がたくさん出てきましたが、ミトコンドリアは分解された脂肪酸の中継をしてくれています。
ということは、ミトコンドリアが働いてくれないと脂肪が排出されない・・・ということになります。

 

 

細胞便秘が体の不調を引き起こす!

飽食、グルメの人の細胞膜は劣化しているといわれます。
身体に悪い脂肪がびっしり集まると硬い膜になり、逆に良い脂肪酸が不足するともろくなります。
さらにこの脂肪膜が酸化すると、細胞自体が崩壊する危険性もあります。

要するに乱れた食生活、暴飲暴食の人は細胞の内部がドロドロということです。
この状態を細胞便秘といいます。

なぜ細胞便秘がよくないかは先ほどのミトコンドリアのお話で想像ができたかと思います。
ミトコンドリアが滞在している細胞がこのような環境だと、脂肪の燃焼がうまくいきません。

これから、ダイエットやトレーニングなどに取り組もうとされている方は、まずはミトコンドリアが働きやすい環境をつくってあげることから始められるといいですね!

 

 

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