予防医学ラボNo.face8事務局

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活性酸素ってナゼ悪いの?

こんにちは。
予防医学ラボNo.face8事務局です。
今回は、老化の原因「活性酸素」のお話です!

 

まず、活性酸素は悪者なのでしょうか?

老化の原因となり悪者にされがちな「活性酸素」ですが、免疫機能において好中球が分泌して細菌やウイルスを殺す役割をしています。
その他に、NK細胞によるがん細胞の殺傷、細胞シグナル伝達として作用する等、生体内では活性酸素が関わる有用な反応が起こっています。
一方で、私たちを老化させ、病気の原因にもなっている、これが活性酸素です。

そもそも、活性酸素には、

  • スーパーオキシド
  • 過酸化水素
  • ヒドロキシルラジカル 
  • 1重項酸素 

といった種類があります。
これらは、不安定な状態で存在しているため、生体内のたんぱく質、脂質、酵素と反応する性質があります。この反応を「酸化」と言います。

 

活性酸素が体内で何をする?

「酸化」が起こると、生体内のたんぱく質、脂質、酵素の機能が失われ、有害な物質が生み出されてしまいます。例えば、皮膚で起これば、しみ、しわ、皮膚疾患の原因に、血管で起これば、動脈硬化の原因、と病気に繋がります。

また、細胞の中のDNAと反応すると、体を作るための暗号が変わり、本来作られるべきではないものが作られるわけです。こういったDNA障害による突然変異が、癌を発生させる引き金にもなっています。

実は「風邪のウイルスなどによる細菌感染でおこる病気以外、全て疾患は活性酸素が原因」とも言われているのです。

 

 

 

「活性酸素」を無くすには?

私たちが呼吸をして生きている限り、活性酸素を生み出さないということは不可能です。
酸素を取り込んで呼吸している生き物にとっては、活性酸素の生成を避けることはできません。

生み出された活性酸素による「酸化」に対して、体内酵素や抗酸化物質などによる「抗酸化」が、私たちの身体の中で常に起こっています。

このバランスのうち「抗酸化」が追いつかないことで「酸化」による弊害が起こりますので、いかに「酸化」を減らし、「抗酸化」を増やせるか、ということが重要になります。

ですので「活性酸素」を過剰に増やしてしまう要因と、「抗酸化」を増やすための工夫を覚えておきましょう。

 

「酸化」を減らし、「抗酸化」を増やす工夫

まず、活性酸素を生み出す要因としては、乱れた生活習慣です。
栄養不足、カロリー過多、ストレス、運動不足、飲酒、喫煙…
いわゆる、体に悪いと言われる生活習慣は、活性酸素を発生させます。

その他に、紫外線、激しい運動、ブルーライトも活性酸素を生み出すもとになります。

根本的な生活習慣を改善していくことが大切であるのは大前提に、
スポーツをされる方や、長時間紫外線にあたる方、ストレスフルな状態が続いている方は、
特に抗酸化につながる食を積極的に取り入れていただくと良いでしょう。

 

 

 

「抗酸化」な食事とは?

私たちが食事で摂り入れて行きたい抗酸化物質には、以下のようなものがあります。

  • ビタミンE:ナッツ類、アボカド、魚介類、かぼちゃ
  • ビタミンC:柑橘類、ピーマン、ブロッコリー、
  • カロテノイド:緑黄色野菜(トマト、人参、モロヘイヤ、パプリカなど)、果物など
  • アスタキサンチン(カロテノイドの一種):エビ、カニ、鮭
  • ポリフェノール:お茶(緑茶、紅茶)、ワイン、ブルーベリー、ごま、大豆、玉ねぎの皮

そして、抗酸化物質は体内でも作られています。

  • SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)、
  • GSH・Px(グルタチオンペルオキシダーゼ)

といった、活性酸素を無毒化する酵素があります。

これらは、タンパク質、Zn、Fe、Se等のミネラルで作られていますので、
タンパク質をしっかり摂り、ミネラルを多く含む食事も大切です。

現代人にとっては免れることはできない「活性酸素」への対策。
「抗酸化」がなぜ大切なのかを理解し、積極的に日常生活に取り入れていきたいですね。

 

 

 

 

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薬剤師や理学療法士など、医療の現場で活躍してきたスペシャリストたちによる、オリジナルの個別サポートプログラムを考案。 『もっと』『さらに』を追求する人達の為、体の基礎から再構築。予防医学/医療の観点から、美容・スポーツ・健康・仕事のプロフェッショナルに必要な健康の基盤を再建し、理想の『その先』へ。

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