IDENSIL(イデンシル)

お知らせ

サービス案内

株式会社グリスタ・IDENSILに関する最新情報をお知らせいたします。

レム睡眠とノンレム睡眠

今回は睡眠に関しての豆知識や役に立つ情報をお届けします。

 

睡眠の基礎

早速ですが、皆さんご存知の「ノンレム睡眠」「レム睡眠」についてです。
聞いたことがある方が多いのではないかなということで、ここから始めますね。

そもそも「ノンレム睡眠」「レム睡眠」は大脳が発達した高等脊椎動物しか持っていない睡眠様式です。

基本的に人間はこの2つの睡眠を巧みに組みあわせ、それぞれが違う役割をはたしながら大脳を休ませたりしています。

 

 

レム睡眠

レム睡眠とは、急速眼球運動(rapid eye movementの 頭文字 REM からレム)を伴う睡眠という意味です。

急速眼球運動とは閉じたまぶたの下で眼球がきょろきょろと動くことをいいます。
体はぐったりしているのに脳は覚醒に近い状態になっていて、夢を見ていることが多い眠りになります。

レム睡眠は眠り始めや深く眠る前、覚醒前などに見られます。

 

ノンレム睡眠

ノンレム睡眠とは、レム睡眠でない眠りという意味で、いわゆる安らかな眠りです。

人の睡眠は4段階に分けることができ、

  • 安静閉眼
  • まどろみ
  • 軽い睡眠
  • 深い睡眠

など四つの脳波を元に分類しています。

簡単に「レム睡眠」「ノンレム睡眠」を分けると、

  • 深いノンレム睡眠は「ぐっすり眠る」
  • レム睡眠は「ぐったり眠る」

と表現されます。

 

「レム睡眠」「ノンレム睡眠」について

「レム睡眠」「ノンレム睡眠」の説明はわかっていただけたでしょうか?

基本的に健康な成人の方であれば「レム睡眠」「ノンレム睡眠」の周期は約1.5時間間隔で回ります。

この周期が睡眠をコントロールしていて、寝始めの3時間がとても大切で貴重な睡眠時間です。

始めの3時間でとても質の良い眠り、熟睡(深いノンレム睡眠)がまとめて出現し、その後は浅いノンレム睡眠とレム睡眠の繰り返しになります。

この周期を繰り返していくごとに目が覚めやすくなります。
そのため、3時間後、4時間30分後、6時間後、7時間30分後に起きるようにするといいかもしれません。

ただしこれはあくまで目安であり、万人がこの周期通りかはわかりません。
この正確な周期を知るためには脳波を調べる他ないと言われています。

もしくは、15分か30分間隔で起きる時間を変えていき、自分の周期を見つける方法もあります。当ラボスタッフでは、学生時代よりこの方法で睡眠周期を把握し、自身にあった睡眠を獲得しているものもいます。しかし、なかなかこれは見つけるまでが大変のようです…

 

 

修正されなければならない重大な誤解?

ノンレム睡眠とレム睡眠に関して私も勘違いしていたことがあります。

ノンレム睡眠は大脳を鎮静化するための眠り、レム睡眠は大脳を活性化するための眠りであると言われていて、両者の性質は対比的であり、相互補完的なものです。

そのため、「ノンレム睡眠は脳の眠り」、「レム睡眠は体の眠り」という表現は、単純明快ではあるが正しくないということです。

今まで私もレム睡眠は体の眠りだと思っており、そう言ってしまった事もあります。

ですが実際にはレム睡眠もノンレム睡眠も体は休まっていて、違いは大脳の活性化か沈黙かのなので今後は間違えないように注意していくところですね。

 

ANNOUNCEMENT

Page Top