季節柄か、なんだかやる気が起こらない。 ぼーっとしてしまう。５月病・・？ もしかすると『副腎疲労』かもしれません。

 

 

『副腎疲労』とは？

「ついつい頑張り過ぎてしまう」
「よく周りに気を遣う・・」
「忙しく、自分の時間があまりない」
「職場や家庭環境に悩んでいる・・」
「責任感が強く、プレッシャーを感じやすい」

そんな状況であれば、なおさら陥りやすい『副腎疲労』。

『副腎疲労』とは、ストレスと戦うホルモン「コルチゾール」が過剰に分泌され、コルチゾールを分泌する副腎が疲弊しその機能が低下してまっている状態のこと。 やる気が起こらない、ぼーっとしてしまう以外にも、以下のような症状が当てはまります。 

・熟睡できていない
・集中力がない
・イライラしやすい
・夕方から元気になってくる
・アレルギー症状が出やすい
・甘いもの、しょっぱいものが食べたくなる

症状が似ているため、うつ病と間違えられることもあります。

 

こんなことに気をつけて！

副腎疲労が起こると、甘いものやコーヒー、パン、ジャンクフードなどを摂りたくなります。 本来、ストレス過多の状態は栄養不足を起こしているのにも関わらず、これらのように栄養が不足している食べ物を欲してしまうのです・・・

 

 

しかし、そのような食生活にはまってしまっている場合は、一度ストップ！ スイーツやカフェインは血糖値を上げて副腎にさらに負担をかけてしまいます。また脂質や添加物が多い体の負担になる食べ物ばかり食べていると、ストレスの除去よりも食べ物の消化やエネルギー変換の代謝、解毒が優先されてしまいます。

そんな時こそ食べ物の「質」を見直してみましょう。 飲み物はエナジードリンクや何杯ものコーヒーは控えて、お水やカフェインの少ないお茶に切り替えましょう。食事は精製食品や小麦製品、加工食品、脂質、塩分の摂りすぎは控え、素材の味を感じられる料理や手作りの和食に切り替えてみてはいかがでしょうか。

何よりも大切なのは、自身の体と向き合い、可能な範囲でストレスの原因を取り除いて行くこと。 自分のコントロールできない部分にストレスの原因がある場合は、自分なりのストレス解消法を見つけること。そして頑張りすぎる前に休む、自分を甘やかしてみる・・という選択も大切にしていきたいですね。