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セロトニンを作って心も健康に

こんにちは。遺伝子分析に基づくカウンセリングサービス“ワンレシピ”事務局です。

健康で過ごしたいとは誰しもが思うことですが、漠然と「健康」と言っても身体の悩みは人それぞれ。忙しい日々の中で、つい見落としがちなのが、「心の健康」です。

今回は「心の健康」に注目して、「セロトニン」をご紹介していきたいと思います。

 

心の不具合って、どこが悪いの?

私たちの身体は複雑にできています。不調を感じている場所がそのまま悪くなっているとは限りません。

「心に手を当ててみて」と言われれば胸に手を当てる方でも、「心の健康」と聞けばケアすべきなのは心臓ではなくて脳を思い浮かべるでしょう。

つまり何となく気分の落ち込みを感じるなど心の不調を感じる時、私たちの身体では脳で何かうまくいかない事態が起こっているのです。

 

 

心の動きに影響を与えるのは

私たちのあらゆる生命現象を司る、脳。

心の動きに影響を与えるのは「神経伝達物質」と呼ばれるいくつかの脳内物質です。脳内ホルモンとも呼ばれる神経伝達物質を私たちは何種類も脳内でやりとりしています。

「心の健康」に自信が持てない時、私たちの脳では神経伝達物質が上手に作れていないのかもしれません。

 

感情を安定させてくれるのは「セロトニン」

私たちが作り出す何種類もの神経伝達物質には、やる気をアップさせてくれるような働きをするものがいくつかあります。

心の健康を考えるのであれば、このような神経伝達物質を作り出すことで高揚させることが大切と思いがちですが、私たちはずっと高揚した興奮状態では生きていけません。身体が疲れてついていけなくなってしまうと、心と身体がバランスはさらに崩れ、ますます辛くなってしまいます。

そこで神経伝達物質のなかでも感情を安定させてくれる働きのある「セロトニン」が重要。

セロトニンは幸福感や安心感をもたらしてくれる神経伝達物質で、上手に分泌できているとほのぼのとした気分になれます。一方不足してしまうとイライラしたり、落ち込みやすくなってしまったりします。

セロトニンを上手に作り出すためには、材料となるトリプトファンをしっかり摂ることが大切。トリプトファンとはアミノ酸の一種ですから、アミノ酸を豊富に含む肉や魚、卵、大豆や大豆製品、牛乳や乳製品といった食品の摂取が有効です。

さらにトリプトファンをセロトニンに作り変えていくためには、ナイアシンやビタミンB6といったビタミン類や鉄などのミネラルも必要。
肉や魚はしっかり食べているつもりなのに…と思った方は、副菜のおかず類がしっかり摂れているかを見直してみましょう。野菜などをたんぱく質豊富な食材と組み合わせて食べていくことで、セロトニンを作るために必要な栄養素は摂ることができます。

お食事のバランスを見直してみることが「心の健康」につながるのですね。

 

 

 

【参考文献】

姫野友美「心療内科に行く前に食事を変えなさい」青春出版社 

廣瀬久益「うつが治る 食べ方、考え方、過ごし方」CCCメディアハウス 

 

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