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アディポネクチンで過食防止!「おこもりデブ」にならないで

こんにちは。遺伝子分析に基づくカウンセリングサービス“ワンレシピ”事務局です。

まだまだ日本では日常的に活用されていない遺伝子分析ですが、遺伝子情報を元に生まれ持った体質がわかるので、日々の生活に役立てることができます。

今回は体脂肪や血糖値変化と関連があると考えられている「アディポネクチン」という遺伝子にスポットを当ててみたいと思います。家で過ごす時間が長くなって、ついつい過食気味な方にはぜひ知っていただきたいお話です。

 

 

アディポネクチン遺伝子とは

アディポネクチンとは、脂肪細胞から分泌される物質のこと。「やせホルモン」とか「長寿ホルモン」などと呼ばれています。なぜならインスリン抵抗性を改善したり、動脈硬化を抑制したりする働きがあるからです。インスリン抵抗性とは、体内組織でインスリンが正常に働かなくなった状態のこと。インスリンはしっかり分泌されているのに、体内の血糖値コントロールがうまくいきません。この遺伝子にリスクのある方ではインスリンの感受性が低くなりやすく、血糖値が上がりやすいことがわかっています。

アディポネクチンは脂肪細胞から分泌される物質のなかでも私たちにとってうれしい働きをしてくれるので、生活習慣病と関連の深い物質です。脂肪が溜まり過ぎてしまうとアディポネクチンがうまく分泌されず肥満症や糖尿病、動脈硬化といった生活習慣病になる可能性が高まります。

遺伝子にリスクがあるなら、より気を付けなければならないですね。

 

おこもり生活で過食の危機?!食べ過ぎ防止のポイント

 

 

家で過ごす時間が多くなって、食べ過ぎが気になる方も多いのではないでしょうか?「そんなに食べていないのに太ってきちゃった」と感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。

今はおうちで過ごす時間が多いので、必然的に活動量は減り気味。それでも食べる量が減らなければ、それだけで太ってきてしまうことはありえます。気をつけたいポイントを見ていきましょう。

 

食べるタイミングは決まっていますか?

食事と食事の間の時間はできるだけ同じくらい空いているのが理想。なんとなくダラダラ食べ続けないように、食事の時間をしっかり決めると良いでしょう。おうちにいる時間が長い今は、正しいリズムを作るのに最適な時です。

 

よく噛んでいますか?

よく噛んで食べるだけでも、過食を防止するには効果大。噛んでいるうちに満腹感を得ることができます。さらに早食いやドカ食いを防いでくれる点もよく噛むことのメリットです。

 

適度に水分摂取を

水でお腹いっぱいにするというわけではありませんが、口に何か入れようと思ったらまずはお水やお茶などエネルギーのない水分を口にして一呼吸おきます。食欲が程良くコントロールされますよ。

 

規則正しい生活で睡眠の質が上がったり、適度の運動習慣を取り入れたり、もっと簡単に毎日体重をはかるようにしてみたり、意識次第で過食は簡単に防止できます。アディポネクチンの分泌を意識して、生活習慣を正してみましょう。

 

 

【参考文献】

山﨑義光「オーダーメイド医療をめざした生活習慣病の遺伝子診断ガイド」日本医事新報社

女子栄養大学管理栄養士国家試験対策委員会編集「管理栄養士国家試験 受験必修キーワード集」女子栄養大学出版部

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