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ミトコンドリアに注目して、おこもり太りを予防!

 

こんにちは。遺伝子分析に基づくカウンセリングサービス“ワンレシピ”事務局です。

おうちで過ごす時間が多くなって聞かれる悩みの一つに、運動不足で太ってきてしまったというお声をよく耳にします。毎日忙しくて運動する暇もないと思っていたこれまでの生活も、考えてみれば通勤・通学や日頃のちょっとした買い物など、自然と歩くことも多くなっていましたし、身体も動かしていました。おうちのなかで忙しく立ち働いても、やはりどうしても身体のなまりは感じてしまいますよね。

そこで今回は、ステイホームにおける体重増加対策として「ミトコンドリア」に注目してお伝えしていきます。

 

 

なぜ「ミトコンドリア」に注目?

ミトコンドリア、聞いたことはあるけれど何だったっけ…?という方もいらっしゃるかもしれません。思えば理科の時間などで一度は目にしているはずの単語ですが、その実体を説明するのは難しいですよね。

私たちの活動に必要なエネルギーはATPという物質で供給されています。このATPが合成されるためには呼吸が必要。ミトコンドリアは呼吸にかかわる細胞小器官で、ATPを合成してエネルギーを産生します。

太るとか痩せるということを考えると食事からのエネルギーを減らそうと考えがちですが、単純に考えると私たちの身体は摂取するエネルギーと消費するエネルギーのバランスによって体重が増減します。つまりATPがたくさん合成されればエネルギーがたくさん産生されるということですので、消費エネルギーが増え、これが摂取エネルギーを上回れば太らないはず。

一方ステイホームの現状では、摂取エネルギーは変わっていなくてもどうしても消費エネルギーが減ってしまうので、太ってきてしまう危険性が大きいということです。

そこでエネルギー産生にかかわるミトコンドリアを活性化して、消費エネルギーを増やすことを考えてみよう!ということになります。

 

ミトコンドリアを活性化するには

ミトコンドリアを活性化する方法はいくつかあります。

 

空腹時間を作る

ミトコンドリアは空腹を感じると増えやすくなるので、同じエネルギーを摂取するのでも、ずっとだらだらと食べているのではなく食事時間を規則正しく決めて空腹時間を作るようにしましょう。

 

適度に運動を取り入れる

おうちでできる筋トレでも良いので適度に運動する時間を設けて、エネルギーを枯渇させるような環境を作ると、ミトコンドリアが活性化します。運動はエネルギー消費にもつながりますし、継続して筋肉がつくのも好影響。ミトコンドリアは脂肪組織より筋肉組織に多く存在しています。

 

過度な食事はNG

食べ過ぎはミトコンドリアに負担がかかり、エネルギー産生を妨げます。空腹時間をせっかく作っても、一気にドカ食いしてしまうと努力が無駄になってしまいますので、気をつけましょう。

食事内容は当然のことながら「バランスの良い食事」が理想。バランスと一口に言ってもいろいろと考え方がありますが、まず意識したいのがビタミン類、とくにビタミンB群の不足がないように意識しましょう。その理由はビタミンB群が代謝に欠かせない栄養素だから。

 

食べる量を無理に減らしてただでさえストレスを感じている日々にストレスを上乗せするのではなく、身体の代謝を意識してイキイキ過ごせる姿を目指しましょう。

 

 

 

【参考文献】
数研出版編集部『リードLightノート生物』数研出版株式会社
池田彩子・石原健吾・小田裕昭『生化学・基礎栄養学』朝倉書店
隂山康成『遺伝子でわかるあなただけの処方箋』星雲社
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