遅筋を増やす!サルコペニア予防
こんにちは。こころとカラダに栄養を
健康運動指導士、管理栄養士の藤澤直美です。
イデンシルではベーシック版として「アスリート」「ヘルスケア」「シェイプ&ビューティ」の3種類を用意しています。
今回は「ヘルスケア」「シェイプ&ビューティ」の検査項目に入っている
“体型・姿勢(骨格筋)”についてお話しします。
この項目にリスクがある方は筋肉(運動機能・体型・姿勢)の維持・向上が苦手ということになります。
遅筋とは?
姿勢を維持したり、歩くという動作を行う筋肉は遅筋と呼ばれ、私たちの日常生活で主に使われている筋肉です。
持久力に必要で、長く立っていられるのも、ずっと歩き続けられるのも遅筋の働きによるものです。
遅筋は脂肪をエネルギーに変えてパワーを発揮します。この時、筋肉内に酸素を一緒に取込み、有酸素状態となります。
そのため長時間小さな力を発揮することができます。
遅筋が増えることで疲れにくい体を手に入れることができます。
サルコペニア
サルコペニアは加齢や疾患により筋肉量が減少することで全身の筋量低下につながります。
そうすると、寝たきりになる可能性もあり、介護が必要な状態になってしまうかもしれません。
年齢とともに筋肉が落ちていくのは仕方がないと思っている方も多いかもしれませんが、
何歳になっても鍛えることで筋肉は増えるということが分かっています。
歩くことは最低限の筋力ですので、歩くことができないということは、筋力が著しく低下しているので要注意です。
遅筋を鍛えてサルコペニアを予防しましょう。
遅筋を鍛えるには?
遅筋を鍛えるための筋トレは、低めの負荷で同じ動作を反復するトレーニングが効果的です。
遅筋の鍛え方としてはウォーキングやジョギング、スイミングなどの有酸素運動が基本ですが、負荷が小さい筋トレを行うのもおすすめです。
家やオフィスで作業しながら鍛える方法もあるので、取り組みやすいものから試してみるとよいでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

藤澤直美
皆様の笑顔を 栄養に 健康運動指導士・介護予防スペシャリスト 専門的な運動指導の知識のもと運動セミナーも行なっています 元気に健康寿命を延ばす 管理栄養士・サプリメントアドバイザー 特定保健指導は約2000人指導 フラインストラクター