体脂肪がつきにくい身体へ(2/4)
こんにちは。こころとカラダに栄養を
健康運動指導士、管理栄養士の藤澤直美です。
今回はイデンシルの検査項目にも入っている「体脂肪」についてお話しします。
この項目では体脂肪に関する自身の体質を知ることができます。
自分の遺伝子リスクを知り、予防しなければならないポイントを意識することで
体脂肪をつきにくくする身体作りを目指しましょう。
遺伝子分析の活かし方
今回は実際に検査をした結果をどのように活かしているかをお話しします。
体脂肪に関する遺伝子にリスクがあった方はぜひ参考になさってください。
私はイデンシルを実際に受検してみて、体脂肪に関する以下のような体質が判明しました。
- 脂肪の蓄積が増大しやすい傾向がある
- 白色脂肪細胞を優先的に作ってしまう傾向がある
- 満腹中枢の働きが低下しやすい
- インスリンの機能が低下し、血統が上昇しやすい
普段から食事には気を付けていたので、生活習慣の面では自身の遺伝子リスクをカバーできていたようです。
では、逆に良くない食事の摂り方をしたときにはどうなるのでしょうか?
今回、自分の身体で実験をしてみました。
私は仕事柄、勤務が21時まで、帰宅は22時近くになります。
いつもなら、仕事で食事が夜遅くなるときには帰宅の4時間くらい前におにぎりを食べたりして、分食を心がけています。帰宅後はヘルシーな野菜中心で、豆腐や納豆、魚を中心に食べます。あとはなるべく食べないようにしていました。
栄養指導の仕事をしていると、勤務が不規則で夕食の時間が遅くなる方がよく相談にいらっしゃいます。
個人差はありますが、そういった方が気をつけることなく食事をすると、お腹周りの脂肪が減りにくい傾向があるように感じていました。
そういった方々の夜遅い時間帯の共通習慣として、以下のようなものがありました。
- ビールなどの飲酒習慣
- お酒のお供の揚げ物
- 飲んだ後の締めのラーメン
- 夕食後の高カロリーの間食
- お酒のおつまみにスナック菓子
私はそれを自分で実践して見ました!
見事!?3ヶ月で5kg太りました!
もともと体脂肪に関する遺伝子にリスクがあった私は、悪い習慣が体脂肪増加に顕著に影響しました。
そしてその後大変だったのが、悪い習慣の依存性が強く、なかなか元々の習慣に戻し難かったことです。
どうしても悪い生活習慣をやめられない方も、自分の遺伝子リスクを知っていれば、なにを継続して、なにをやめなきゃいけないか選択することができますので、是非参考にやってみてくださいね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

藤澤直美
皆様の笑顔を 栄養に 健康運動指導士・介護予防スペシャリスト 専門的な運動指導の知識のもと運動セミナーも行なっています 元気に健康寿命を延ばす 管理栄養士・サプリメントアドバイザー 特定保健指導は約2000人指導 フラインストラクター