強い骨を作るために日光浴してますか?
こんにちは。管理栄養士の高橋です。
“イデンシル”の骨の項目では骨密度やビタミンDの吸収のリスクがわかる項目がありますが、丈夫な骨を作るために普段から気をつけていることはありますか?
大切な骨を作るにためにビタミンDはカルシウムのパートナーでもあり、小腸でのカルシウムの吸収を助けてくれる大切な栄養素です。
骨の役割
私たちの体は大小含めて206本の骨からできていると言われます。
何のために骨はこんなにたくさんあるのでしょうか。
私たちの体は一つ一つに骨によってたくさんの動きを作っています。
骨の役割としては、
- 体を支える
- 内臓を守る
- カルシウムの貯蔵
などの役割をしています。
最近では年齢を重ねると骨が脆くなってしまう病気、骨粗しょう症のリスクをよく耳にすると思います。
丈夫な足腰で健康でいられる期間を延ばすためにも骨や歯は大切にしていきたいものです。
骨を助けるビタミンDとは?
ビタミンDは脂溶性(油に溶けやすく水に溶けにくい)のビタミンです。
食品からも補うことができますが、太陽からの紫外線によっても作られます。日中いつも屋内にいる方や、外出時に必ず日傘やサングラスに日焼け止めを塗る方はビタミンD不足になりやすいと言われています。
極端に日焼けを気にしたり、紫外線を恐れているとせっかくのビタミンDが作られないのです。
また、ビタミンDの役割は
免疫に関わったり、ガンや糖尿病の予防、妊娠しやすい体作りなどにも関わるとして話題になる大切な栄養素です。
ビタミンDを多く含む食品
- 魚介類……サケ・マス・イワシ
- 乳製品……牛乳・チーズ
- きのこ類……きくらげ・干し椎茸
- 卵類
今回は骨とビタミンDに関してでしたが、
基本的にはビタミンという栄養素はたくさんの種類があり、それぞれが助け合って体の中で働くため、バランスよく摂ることが大切です。
これらの食品を普段の食事に取り入れ、
日光を浴びる習慣と適度な運動で骨に刺激を与えることで丈夫な骨を作る習慣を取り入れてみませんか?

高橋清美
管理栄養士としてスポーツや医療機関にて4000人以上の栄養指導に携わってきました。予防医学、スポーツ栄養の栄養相談やセミナー、手軽に取り入れられるお料理の提案をしています。 また最新の栄養学、ミネラルファスティングを自身にも取り入れ、体の中からキレイになるサポートをさせていただいています!