ロコモを知っていますか?〜ロコモ予防で健康寿命を延ばそう〜
こんにちは。管理栄養士の中岡浩子です。
イデンシルでは骨の代謝や軟骨形成に関する項目があります。
そこではビタミンDの吸収がしやすい体質かどうか、関節が変形しやすい体質かどうかなどがわかります。
関節や骨など体を動かす「運動器」を丈夫に長持ちさせ、自分の足で歩ける健康寿命を延ばしていくためには、若いうちからの生活習慣が重要になってきます。
今回はロコモに関する要因や症状などを知り、特にリスクありと判定の出た方は若いうちからでもしっかりと対策をしていきましょう。
ロコモってなんだろう?
「ロコモ」とは「ロコモティブシンドローム」のことで、運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態、「運動器症候群」のことをいいます。
進行すると骨粗しょう症や変形性関節症、変形性脊椎症などの発症につながります。
どうしてロコモになるの?
立つ・歩く・走る・座るなどの日常生活に必要な「身体の移動に関わる機能」のことを移動機能といいます。
高齢や運動不足などだけではなく、様々な要因から移動機能は気づかぬうちにひそかに衰えていき、要支援、要介護の状態に進行していきます。
思い当たる習慣や症状があればその予兆を放置せずに適切な対処をすることが必要です。
毎日の生活に「+10」の習慣を!
いつもより10分多く身体を動かすことがロコモ予防になります。
例えばエレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使う、ひと駅分歩く、いつもより遠くのスーパーまで歩いて行く、自転車で通勤する、歩幅を大きくして早く歩く、ラジオ体操をする、テレビを見ながらストレッチをするなど…
たった10分の身体を動かすことを継続することが、ロコモ対策になります。
出来ることから始めてみてください!

中岡浩子
はじめまして。8月よりコラムを担当させて頂くことになりました管理栄養士の中岡浩子です。 3人の子供の子育てに奮闘しながら、日課である早朝ランニングでストレス発散と体力維持に努めています!