中岡浩子

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基礎代謝を上げるメリットとは /中岡浩子

こんにちは。管理栄養士の中岡浩子です。

イデンシルでわかる項目には、体脂肪や血糖レベル、コレステロールなど、生活習慣病と関連のある遺伝子項目がいくつかあります。また、筋肉や骨、睡眠など、どの項目も健康を維持していくために連動しているものばかりです。よく、基礎代謝を上げると太りにくくなる、という話を聞くと思いますが、今回は、基礎代謝を上げるということが健康維持・増進にどのような関連があるのかについてお話ししたいと思います。

 

 

基礎代謝とは

 

 

「心身ともに安静な状態の時に生命活動のために消費される必要最小限のエネルギー代謝量」
とされています。呼吸をしたり、体温を維持したり、心臓を動かしたり、何もせずにじっとしていても、生きているだけで消費するエネルギーのことです。この基礎代謝に、生活活動代謝を合わせたものが一日の総消費エネルギーになるのです。

基礎代謝はこの総消費エネルギーの70%を占めています。そして基礎代謝の中で最もエネルギーを消費するのが筋肉と言われているので、筋肉を鍛えて筋肉量を増やすことで基礎代謝が増え、その筋肉が活動に使われることによりさらにエネルギーを消費するので、太りにくく痩せやすいカラダになるということです。

 

 

基礎代謝を上げる生活を

 

 

筋肉はからだを支えたり、体温を作り出したりする役目を担っているので、筋肉量が減ると姿勢が悪くなったり、体温が下がることにより血管が収縮して血流が悪くなります。体温の下がったカラダを温めようと皮下脂肪をためやすくなり、肥満にもつながります。さらには血流が悪くなると栄養分や老廃物の運搬が上手くいかなくなり、肌荒れや便秘にもつながります。

筋肉には内臓の平滑筋、心臓の心筋、そして一般的に筋肉と言われている骨格筋の3種類がありますが、この中で骨格筋は運動などによって自分で増やすことが出来ます。年齢とともにどうしても筋肉量は減り、基礎代謝も落ちてしまうので、体重だけではなく自分の筋肉量も意識して測ってみることをおすすめします。

継続できる運動や筋トレで筋肉量アップをすることも重要ですが、身体を温めて血流をスムーズにすることでも基礎代謝が上がりやすい体になります。食事による消化・吸収の際に発生する食事誘発性熱産生という仕組みがありますが、これは3食欠かさず食べることによりこまめに熱を発生して代謝を上げることにもつながります。代謝が低い状態の朝は温かく、熱産生効率の良いたんぱく質を多めに摂ることや、歯ごたえのあるものをゆっくりよく噛んで食べることなどもしてみるとよいと思います。

年齢とともに代謝が落ちるのは仕方がない、と諦めず、日々の中でできることを少しずつ取り入れて継続していくことで、この先のカラダを変えていくことが出来ると思います。
生活に取り入れることのできるちょっとしたことから、是非始めてみてください。

 

 

 

中岡浩子

中岡浩子

はじめまして。8月よりコラムを担当させて頂くことになりました管理栄養士の中岡浩子です。 3人の子供の子育てに奮闘しながら、日課である早朝ランニングでストレス発散と体力維持に努めています!

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