IDENSIL 開発秘話①
完全業務用遺伝子分析 IDENSIL
IDENSIL=業務用に特化した仕組みを含めた遺伝子分析サービス
IDENSIL(以下:イデンシル)は業務用の遺伝子分析サービスです。
身体のプロフェッショナル(トレーナーや管理栄養士、理学療法士など)や、
身体に関係するソリューションを遺伝子情報=体質に合わせて提供したい事業者にのみ、
「情報を活用する」
という目的で活用できる「情報」を提供しています。
従って、一般の方に検査キットの販売(小売・通販)は行っていません。
イデンシルは遺伝子検査キットの名称ではなく、
業務用に特化した仕組みを含めたサービスそのものを指します。
ちなみに日本の遺伝子検査キットメーカーのキット商品は、弊社以外全て小売商品です。
キットをネットや店舗にて、1個〇円で買う事が出来ます。
そして個人の結果レポートが出てくるというものです。
ダイエット向けのものや、病気リスクが分かるものなど、
商品特性によって調べる項目やレポートで伝えているものは様々です。
大事なのでもう一度言いますが、
イデンシルはキットを消費者が店でもネットでもどこでも、
単品で買うことは出来ません。
その目的で作られていません。
プロフェッショナルや事業者が、
「体質に合わせた〇〇」
を提供したい場合にのみ、情報として活用してもらっているサービスです。
なので、個人の体質に合わせた結果レポートは、運動・栄養指導する側によって体質に合わせたアドバイスを追加・編集することが出来ます。
事業者のソリューションと紐づけた、オリジナルコンテンツを作る事も出来るようになっています。
世界的社会問題に発展してる遺伝子情報のDTC
遺伝子情報を一般消費者に直接提供するビジネスモデルを、
「DTC (Direct To Consumer)」
と呼び、世界的には大きな社会問題に発展しています。
一般消費者に直接遺伝子情報を伝えることで、
ミスリードを誘ったり、過度に恐怖を与えたり、はたまた都合の良い解釈をした遺伝子商品が横行したりと、
様々な問題が指摘され続けてきました。
世界中の遺伝学者たちがDTCに反対していて、日本でも医師会は遺伝子のDTCには疑問を呈しています。
イデンシルはそんな時代背景もあり、
DTCではなく、業務用の遺伝子分析という方向を選択しました。
それはなぜか、次のコラムで詳しく説明したいと思います。
ちなみにIDENSIL(イデンシル)というサービス名称は、
「遺伝子」+「知る」
という所からきています。
私は大のプロ野球ファンでして、あるパ・リーグのチームを応援しています。
メットライフドームに向かっている西武線の電車の中、
「遺伝子・・・遺伝子(Gene)を知る(Know)・・・・遺伝子を・・・」
と色々考えを巡らせていた時、
「遺伝子 知る・・・イデンシル・・・!!!」
にたどり着き、今のIDENSIL(イデンシル)の名前が決まりました。
とても思い出深い名づけの瞬間でした。
斎藤利
株式会社グリスタ 代表取締役 斎藤利 1979年生まれ/和歌山県出身/工学修士 学生時代は竜巻のメカニズムを研究。 2010年に、日本初となるバレーボール個人指導専門スクール「東京バレーボールアカデミー」を設立。 個人指導を通じ、個人の体質とパフォーマンス影響に着目し、2015年より遺伝子業界へ参入。 2018年、業務用特化の高精度遺伝子分析サービス「IDENSIL」を開発。