#19 選ばれるパーソナルジムへ!科学的根拠に基づいた遺伝子検査活用で集客アップ
皆さんこんにちは。
IDENSILを導入検討されているパーソナルジムの経営者やこれから起業予定の方が、差別化に悩まれているというのはよく耳にします。競合が増え、顧客のニーズが多様化する中で、差別化を図り、選ばれるジムになるためには、どうしたら良いのでしょうか。
今日は、遺伝子検査を活用したパーソナルジムの集客方法について、メリット・デメリットや導入方法などなどお伝えしていきたいと思います。
パーソナルジムの集客における現状の課題
昨今、フィットネスブームの高まりとともにパーソナルジム業界は成長を続けていますが、その一方で集客は大きな課題となっています。市場の拡大は競合の増加にも繋がり、顧客のニーズも多様化しているため、従来の集客方法では、顧客ベネフィットや他社との差別性に対する効果が薄れつつあります。新規顧客の獲得だけでなく、既存顧客の維持・拡大も重要性を増しており、パーソナルジム経営者はこれらの課題に戦略的に取り組む必要があります。
▼集客の難しさ
パーソナルジムの集客は、他の業種と比較しても難易度が高いと言えます。高価格帯のサービスであるため、顧客は慎重にジム選びを行います。そのため、単に広告を出すだけでは効果が薄く、顧客の信頼を獲得するための工夫が不可欠です。また、エリアごとの競合状況や顧客層の特性を理解し、適切な集客戦略を立てる必要があります。
▼競合の増加
フィットネスブームの影響で、パーソナルジムの数は年々増加しています。大手フィットネスクラブがパーソナルジム事業に参入するケースも増えており、競争は激化しています。競合他社との差別化が重要となり、独自のサービスや強みを明確に打ち出す必要があります。価格競争に陥ることを避け、質の高いサービスを提供することでLTV向上を図ることが重要です。
▼顧客のニーズの多様化
顧客のニーズは多様化しており、画一的なサービスでは顧客満足度を高めることが難しくなっています。ダイエット、ボディメイク、健康増進など、顧客の目的は様々です。年齢、性別、ライフスタイルも考慮し、パーソナライズされたサービスを提供することが求められます。顧客一人ひとりのニーズを丁寧にヒアリングし、最適なプランを提案することで、顧客満足度を高めることができます。
パーソナルジムにおける遺伝子検査の未来
遺伝子検査技術は常に進化を続けており、パーソナルジムにおける活用も今後ますます多様化・高度化していくことが予想されます。また、今後は予防医療への貢献も期待されている分野でもあります。現在IDENSILでも調べることが可能な怪我のしやすさ、睡眠、血圧、筋肉のタイプなどの体質傾向は、将来いかに健康寿命を延ばせるかということに大いに関わってくる部分だと私たちは考えています。これらを活用することで、パーソナルジムが、単に身体を鍛える場所だけでなく、健康管理の拠点としての役割を担うようになる可能性も秘めています。
▼新たなサービス展開
遺伝子検査と連動した新たなサービスの展開も期待されます。例えば、体質に合わせた健康プログラムの開発・販売や、遺伝子情報を活用した食事指導サービスなど、パーソナルジムの事業領域を拡大する可能性を秘めています。また、オンラインフィットネスとの連携も強化され、遠隔でのパーソナライズドトレーニングの提供もより一般的になると考えられます。ウェアラブルデバイスとの連携により、リアルタイムで顧客の身体データを収集・分析し、AIが自動でトレーニングメニューを調整するといったサービスも実現可能になるでしょう。
まとめ
パーソナルジムの集客において、遺伝子検査の活用は大きなメリットをもたらします。顧客のニーズの多様化、競合の増加といった課題に対し、遺伝子検査による科学的根拠に基づいたトレーニングプランの提供は、顧客満足度、リピート率の向上、ひいては口コミによる集客効果の向上に繋がります。ダイエットの参考になる遺伝子、筋力トレーニングに参考になる遺伝子、総合的な体質改善にはどの遺伝子検査結果を参考にしたら良いのか、ジムのコンセプトに合った項目を選ぶことが重要です。また導入にあたっては、倫理的な側面、検査結果の説明責任、適切な価格設定などに配慮が必要です。
IDENSILはマーケティング支援や、セキュリティ管理等、どのようにしたら良いかをきちんと細かくお伝えできますので、ご興味のある方はお気軽にご相談くださいね。
今日のIDENSIL情報局は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
株式会社グリスタは個別化ヘルスケアに特化した遺伝子分析サービス「IDENSIL」の開発メーカーです。お問い合わせはお気軽にどうぞ!

株式会社グリスタ 代表取締役 斎藤 利
1979年生まれ/和歌山県出身/工学修士学生時代は竜巻のメカニズムを研究。2010年バレーボール個人指導スクール設立をきっかけに、個人の体質によるパフォーマンス影響に着目。2015年より遺伝子業界へ。2018年、日本で初めて専門事業者の指導やヘルスケアソリューションを個別化することに特化した業務用遺伝子分析サービス「IDENSIL」を開発・リリース。内閣官房が進めるレジリエンスジャパン推進協議会のWG委員選出や自治体との連携、日本を代表するトップアスリートの指導者への遺伝子情報提供を通じ、ヘルスケアから美容まで幅広い個別化に携わっている。