鈴木洋子

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1日に必要な蛋白質量を意識して食事をした事ありますか?

管理栄養士の鈴木洋子です。

低栄養の指標にアルブミンがあります。血清アルブミンが3.8㎎/dlを下回ると、低栄養と言われます。私は、有料老人ホームで栄養ケアをしていた事があり、そこでふと気がついたことは、入居してくる方のほとんどがアルブミン4.0㎎/dl以下である事でした。アルブミンが4.0㎎/dlを切ると、日常生活に支障が出てくる傾向があると言う事を目の当たりにしました。

これは、身体機能を維持するためには体蛋白質が大切だと言う事になります。健康な皆さんにとっては、まだまだ先の話となりますが、年齢を重ねるごとに体内での蛋白質合成は年々と衰えていきます。その為、必要な量を口から入れる事が大切なのです。

イデンシルでは遅筋、速筋のタイプが分かりますが、どちらを増やすにも、蛋白質を意識した食生活が重要になってきます。

 

 

蛋白質の必要量とは

1日に必要な蛋白質は、体重1㎏に対して1~1.2ℊとなります。

もちろん、医師から蛋白質の制限を受けている方はその指示に従ってください。また、運動をしている方はその分多く摂る必要があります。50㎏の体重の場合、蛋白質は1日50~60gが必要になります。

 

 

蛋白質の役割

身体は小さな細胞が集まり、組織となり構成されています。その小さな細胞の構成成分として大切な栄養素が蛋白質なのです。

肉体のみならず、涙や唾液、髪の毛、ホルモンなど、全てに蛋白質がなければ作られないというわけです。蛋白質不足は、筋肉量の低下や、免疫機能にも影響が出てくると言われています。

 

 

毎食に主菜を1品かならず食べる

細かくすると大変なので、まずは毎食に蛋白質を多く含む食品のおかずを1品かならず食べましょう。蛋白質を多く含む食品とは、肉、魚、卵、大豆、乳製品です。

最近は、朝食は食べず、昼食はお握りのみ、夕食はしっかりと食べる傾向の方が多いように思います。夕食に蛋白質を多く摂ると、1食の摂取エネルギーが上がり、肥満になりやすくなります。

時間がない中での食生活を確立させるには大変だと思う方も多いと思いますが、活動している日中にしっかりと蛋白質を食べる事が大切です。細かく調整したいときは、是非私たち栄養士をご利用ください。

 

 

 

 

参考文献:慶応大学病院 コンパス(参照)

鈴木洋子

鈴木洋子

自分が健康になりたいから栄養士に、やっぱり食事が1番と思いつつ、出来ない事はできないかと、ずぼらな自身の性格を武器に、寄り添う栄養ケアをモットーにしています。10年続いた料理教室もいい加減に楽しく、美味しく、同じ釜の飯をみんなで食べる事を大切にしています。

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