なかなかダイエットが上手くいかないと悩んでいる方へ(1/3)
こんにちは、管理栄養士の三好陽子です。
貯金は増えないのに、脂肪貯金は増えやすい・・・。こんな悩みをお持ちの方はいませんか?
実は、体脂肪に関係する遺伝子ってあるのです!!
体脂肪に関する遺伝子『FTO』
脂肪の蓄積に関係する遺伝子として知られているのが『FTO』遺伝子というものです。
この遺伝子は、体の熱生成(燃焼)を抑制し、皮下脂肪や内臓脂肪を増やしやすくなります。
簡単に言うと、人は食事から摂った栄養素を分解、燃焼させて生きています。
そして、使いきれなかった栄養素は、脂肪に貯めておきます。
しかし、FTO遺伝子にリスクがある人は、リスクがない人よりも多くの栄養素が残ってしまう傾向があります。
その結果、脂肪貯金が増えてしまう・・・となっていくのです。
キーマンは細胞の中の『ミトコンドリア』
では、脂肪を『貯めやすい体』を『貯めにくい体』に変えていけるでしょうか?
そのキーマンは『ミトコンドリア』という、細胞の中にある小さな器官で、体の熱生成を担っています。いわゆる『体内の発電所』です。
では、その発電所をしっかり動かす為には、どうしたらいいのでしょうか?
それは、『ミトコンドリアを増やし元気にする』ことです!
具体的な方法は、次のコラムでご紹介します。
ご興味があれば、ご覧ください。宜しくお願いします!
次のコラムへ>>>「ミトコンドリアを増やす方法_食事編(2/3)」
【参考文献】
「ミトコンドリアで「代謝力」をアップする」NIKKEI STYLE

三好陽子
管理栄養士。 現在は病院勤務。病院の他にも、エステ、スポーツクラブなど多方面での勤務経験あり。 指導のモットーは、絶対、無理しすぎないこと! 『細く長く続けられることが1番』いうのが信念である。