熊谷隆

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タンパク質とは(1/3)~タンパク質は「材料」/熊谷隆

タンパク質の役目は「材料」であり、臨時の「燃料」

大いなる和の国の榮養研究所の熊谷です。
管理栄養士&セラピストとして『健康づくりの家庭教師』(誰もが本来持っている「なおる力(治る力と直る力)」を復活させて「生き抜く力」「大切な人を守る力」「未来を切り開く力」を引き出すお手伝い事業)活動に尽力しています。体質情報を基にオーダーメイド型の「食カウンセリング」や「整体メニューの提案」を行っています。

遺伝子情報は體のタンパク質を組み立てる《設計図》の役目を持っています。
タンパク質は「材料」として體の中と外のあらゆる部分と全体を構成する大変重要な栄養素の1つです。
健康の維持増進にも運動のパフォーマンスを最大化する上でも大変大きな役目を果たすのがタンパク質です。
更に燃料が不足した時には臨時の燃料としても活躍してくれる頼もしい栄養素の1つです。

そうした重要な役目を持つタンパク質ですが、重要であり大切な役目を持っているが故に誤解されている部分も多い様に感じますので数回にわたって「タンパク質」について書いてみたいと思います。

 

 

健康管理に大切な「栄養」「運動」「休養」のいずれにも関わる栄養素タンパク質

健康管理には「栄養」「運動」「休養」の三つのバランスが大切だと言われています。
しっかり食べて、良く活動し、きちんと休養をとって體を修復する。
このサイクルが健康の維持増進には欠かせないと言われています。

タンパク質はこの三つの全てに関わる栄養素なのです。
體の材料となるタンパク質は20種類のアミノ酸の組み合わせによって作られています。その内9種類のアミノ酸は體の中で合成が出来ない必須アミノ酸と呼ばれ、食事を通して補給しなければなりません。

運動するには筋肉の量と質が大きく関わります。骨や血液の状態は運動はもちろん日常の生活活動にも影響します。これらを作るのもタンパク質です。

そして休養(メンテナンス・體の補修)には睡眠に関わるメラトニンやセロトニン等のホルモンの材料にタンパク質は欠かせません。更に精神的なストレスから回復するにもセロトニン等のホルモンが関わっています。

この様に健康管理にタンパク質は欠かせない栄養素だと言うことが分かりますね。

 

タンパク質は量より質に注目を!

遺伝子検査では栄養・運動・休養に欠かせない「タンパク質」に関連するリスクについて知ることが出来ますので自分自身のタンパク質に関する設計図を基にこれからの対策を組み立てていく事が出来ます。

これだけ重要な役目を持つ「タンパク質」ですが、注意点も必要です。
次回のコラムで詳しいことは書かせていただきますが、結論から言いますとタンパク質は量よりも質で選んで必要量を摂りましょう。

體の中にはアミノ酸プールと言うものがあり、タンパク質を分解してアミノ酸状態で體の中でプールしておき、必要に応じてタンパク質を作ったり分解する力が有ります。タンパク質のリサイクル&リユース体制が整っていると言うことですね!

また、タンパク質には必ず「窒素」という成分が含まれています。この窒素の代謝の過程で「アンモニア」という毒素が発生します。このアンモニアは大変毒性が強いので即刻無毒化の処理が必要となります。腎臓と肝臓でアンモニアを無毒化して「尿素」に作り替えおしっこにして排出します。

この様にタンパク質を沢山摂れば摂るほど腎臓と肝臓は疲弊しますので大切な栄養素と言っても大量摂取は禁物なのです。日本人の食事摂取基準によると一般の人で体重1㎏当たり0.8gが良いとされています。体重60㎏の人なら48gで良い事になります。

タンパク質は良質なものを適量!を心がけましょう。

 

 

次のコラムへ>>>タンパク質の栄養について(2/3)~アミノ酸スコアとアミノ酸プール

 

 

熊谷隆

熊谷隆

熊谷隆(くまがい たかし) 大いなる和の国の榮養研究所 主宰 管理栄養士、JSセラピスト 「施術」「和の榮養教室」「食生活の最適化支援」による 【JSプログラム】で「元氣に未来を切り開く強さ」を取り戻す支援に従事している。

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