食は「愛情の絆」
遺伝子検査と食の位置づけ
大いなる和の国の榮養研究所の熊谷です。
管理栄養士&セラピストとして『癒しの力』(誰もが本来持っている「なおる力(治る力と直る力)」と「なおす力(治す力と直す力)」を取り戻し「生き抜く力」「大切な人を守る力」「未来を切り開く力」を引き出す力)を広める活動に尽力しています。体質情報を基にしたオーダーメイド型の「食カウンセリング」や独自で開発した「整体メニューの提案」を行っています。
健康管理を自動車の運転と走行距離(自動車の寿命)で考えてみましょう。
❏遺伝子検査:自動車の設計図
❏生活習慣チェック:運転方法
⇒設計図にある「得意分野」を生かす運転方法なら走行距離は伸びます
⇒設計図にある「不得意分野」を助長するような運転方法ならどこかで故障する可能性が高まります
設計図と運転方法の両方の分析と掛け合わせた時の将来性を見出して行くのが
遺伝子検査を用いた健康カウンセリングの大きな特長であります。
生活習慣における「食」の役割は自動車に適した燃料を与えているか?
エンジンオイルなどの消耗品が定期的に交換されているか?に相当します。
食は「愛情の絆」
生活に自動車が不可欠であれば、かけがえのないパートナーとしての自動車を大切にします。
自動車に詳しくなければ、専門家に任せてメンテナンスします。
専門家に任せつつも自らも勉強してメンテナンスや運転方法をより良くしていく事でしょう。
自動車でさえその様に愛情を注ぐのですから、愛するパートナーや家族、仲間にも同様に愛情を注ぎます。
関係性によってはそれを「信頼」と呼びます。
前回のコラムにも書きましたが食の原点は母親の母乳であり、命を守る愛情が食の出発点だと言えます。
前回コラム>>>「食の三つの役割」
その愛情を受け止め、広げ、残していく・・・これが愛情の絆ですね。
横と縦に広がる絆
命は家族の中で横に広がり、やがて子供が成長し親となって縦に広がって行きます。
愛情の絆は「食」を媒介として横にも縦にも広がって行きます。
愛車に愛情が無ければ自動車は長持ちしないでしょう。
愛車と長い時間を過ごしたいと考えればどうすれば長持ちする運転が出来るようになるか?
長持ちするメンテナンス方法とはどういうものか?を考え調べ実践する事でしょう。
この「知ろう」とする事
「知った事」を実践実行する事
がとても重要ですね。
愛情がいくらあっても、どういう運転が長持ちする運転なのか?知らなければ「実践」「実行」が出来ません。
ですから正しく知ることが愛情の実践の第一歩です。
そうした愛情の実践としての知恵や知識は横に広げ、更に縦に広げていく事がとても大切だと思うのです。
戦後日本は核家族化が進み、愛情の絆の横と縦の広がりが途絶えてつつあるとわたしは危惧しています。
食は健康に直結します。食を通じて健康と愛情を横にも縦にも広げていく事が出来れば色んな事が好転していく様に感じています。
次のコラムへ>>>「母のコロッケ」

熊谷隆
熊谷隆(くまがい たかし) 大いなる和の国の榮養研究所 主宰 管理栄養士、JSセラピスト 「施術」「和の榮養教室」「食生活の最適化支援」による 【JSプログラム】で「元氣に未来を切り開く強さ」を取り戻す支援に従事している。