熊谷隆

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遺伝子検査と未来指向の健康づくり/熊谷隆

栄養士の役割と遺伝子検査

大いなる和の国の榮養研究所の熊谷です。
管理栄養士&セラピストとして『癒しの力』(誰もが本来持っている「なおる力(治る力と直る力)」と「なおす力(治す力と直す力)」を取り戻し「生き抜く力」「大切な人を守る力」「未来を切り開く力」を引き出す力)を広める活動に尽力しています。
体質情報を基にしたオーダーメイド型の「食カウンセリング」や独自で開発した「整体メニューの提案」を行っています。

今回は改めて遺伝子検査と栄養士の役割について考えてみました。
栄養士の役割を一言で言うならば『「食」を通じた心と體の健康管理』と言う事が出来るでしょう。
ですので関わる分野がとても広く、それぞれの分野において専門性が微妙に違って来ます。
大きく分けると、病気にならない健康な人の生活に貢献する分野として
・保育園や幼稚園、学校給食などの分野
・病気になった方の治療や治癒に貢献する分野
・病院での栄養管理
に分けられると思います。かなりざっくりですが・・・

ダイエットも本来の意味は「食事管理」であって単に「痩せる」という事ではありません。
ダイエット、つまり食事管理が必要な人は健常者にも疾病を抱えてらっしゃる方の両方だと言えますね。
単に見た目を気にして痩せる事を実現してもそれによって体調を崩してしまうようであれば
それは「ダイエット」では無いと言えるでしょう。

栄養士の役割はどこまでも「健康づくり」に貢献するお仕事だと言う事が出来ます。

 

 

 

既存の栄養士業務には無かった分野

既存の栄養士業務と言うと「栄養指導」「特定保健指導」に代表する「指導」という分野が大きいと思います。
加えて給食管理をなど、実際に食事を提供するための全てに関わるお仕事も
多くの栄養士が関わる重要な分野でもあります。

その様な現状の中で遺伝子検査と食事カウンセリングを掛け合わせた「オーダーメード」型の健康づくりに関わる分野は既存の栄養士業務には存在しなかった分野です。

 

 

遺伝子検査と未来指向の健康づくり

 

 

既存の栄養士業務と遺伝子検査を取り入れた栄養士の役目の大きな違いは
「未来指向の健康づくり」だと私は考えています。
通常の栄養指導は「病気」や「病気の疑い」になった原因、つまり過去の食生活や生活習慣が何か?
を追及し、そこに問題点を見出して改善に導く・・・という流れです。

そういう意味で栄養指導を受ける側からすると、
過去の正しくない習慣を洗い出すと言う一種の「辛い」現実に向き合う必要がありました。
これは指導に慣れてしまった栄養士側にはちょっと理解しがたい苦痛の様に感じます。

ところが遺伝子検査を導入する事によってそもそもの「設計図」に基づいて
「リスク」を客観的に確認する事が出来ます。
加えて日常の生活習慣を分析することで設計図に含まれているリスクをカバー出来ている生活習慣なのか?
リスクを助長するような生活習慣なのか?を判断する事が出来ます。

今の状態を客観的に知る事、確認する事が出来れば「これから」という「未来」に向けた
健康づくりを建設的に捉え考え取り組むことが出来るようになります。

たとえ設計図にリスクがあったとしてもそれをカバーする方法さえ知って、
実践出来ればそのリスクの表面化を防ぐ事も可能になります。
そうした未来指向の健康づくりについてカウンセリングを行い、
時にはサポートしていく事が出来る栄養士の新しい活躍の分野が遺伝子栄養士だと言えます。

この分野に関わる者として過去に捉われる事無く「未来指向」で可能性を広げていく事が出来るように精進してまいります。

 

 

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熊谷隆

熊谷隆

熊谷隆(くまがい たかし) 大いなる和の国の榮養研究所 主宰 管理栄養士、JSセラピスト 「施術」「和の榮養教室」「食生活の最適化支援」による 【JSプログラム】で「元氣に未来を切り開く強さ」を取り戻す支援に従事している。

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