熊谷隆

糖質と血糖値コントロール(1/5)/糖質の種類と特徴 熊谷隆

かわいそうな糖質

大いなる和の国の榮養研究所の熊谷です。

管理栄養士&JSセラピストとして誰もが持っている「元氣になる力」や「なおる力」などの『生き抜く力』(自分を守る力、大切な人を守る力、未来を切り開く力)を引き出すお手伝いをさせていただいています。

 

これまでの3回は管理栄養士でありながら「栄養」や「食事」の内容がとても少なかったですね・・・

わたしは管理栄養士でありながらセラピストとしても活動しており、

食生活改善の前に自律神経を整えることの重要性を痛感していたためどうしてもその内容をお伝えしてかったのです。

今回からは少しは管理栄養士らしい内容になって行きますのでご期待下さい。

 

今回は《かわいそうな糖質》のお話しです。何がかわいそうなのか?と言いますと昨今の「糖質制限」ブームによって

「糖質」=「悪」

のようなレッテルを貼られてしまっていると感じてしまうからです・・・

 

 

糖質には三つの種類がある

多くの「糖質」に関する情報にはこの内容がほとんど無いように感じるのはわたしだけでしょうか?

糖質と一言で言いましても大きく分けて

単糖類

二糖類・少糖類

多糖類

の種類があるのですが・・・ご存知でしょうか?

 

糖質の最小単位であるグルコースがどのように繋がって出来ているか?によって種類が異なります。

読んで字のごとくですね!

「単糖類」はグルコースが一つずつ繋がっています。これは體(からだ)の中で消化や吸収が早く甘みも強いという特性を持っています。

次に「二糖類・少糖類」は二つもしくはもう少し多いくらいで繋がっているもので、果物などに多いですね。こちらも甘みはやや強めで消化吸収も早いほうです。

最後の「多糖類」はグルコースが鎖のように長く繋がっているので消化吸収が緩やかで甘みもそれほど強くありません。お米や麦、トウモロコシなどの穀類やイモ類の糖質がこれにあたります。

 

人間の體は「飢餓」を生き抜く仕様になっている

人間の體は「飢餓」を生き抜く仕様になっています。

糖質は三大エネルギー源と呼ばれる三大栄養素「糖質」「脂質」「タンパク質」の中で最もクリアーな燃料であると化学的に言われています。

燃料として三つの栄養素が使えるようになっているのはもしもの時でも燃料がたくさんあれば「命」を維持できるからです。

 

吸収された「糖(グルコース)」を無駄にしないように脂肪として蓄える仕組みになっているのも「飢餓」対策です。

もしもの時にその脂肪を切り崩して糖にして燃料として再利用できるようになっているのです。

 

脂質やタンパク質はどちらかというと體の「材料」としての役目が主になっていますので、燃料として使うとススが出たりアンモニアという毒素が発生するのでわざわざ解毒回路を通過して無毒化するという手間がかかるのです。

そのことからも脂質やタンパク質は「臨時」の燃料だと捉えた方が扱い方を間違えなくて済むように思います。

 

このように人間の體は『飢餓』状態でも如何に生き抜くか!?ということを前提に作られているわけです。

 

そうしたもしもの時の機能を前提に食生活を見つめるとどのような「食生活」が適正なものなのか?が見えて来ます。

更に遺伝子検査では消化吸収され血液に流れ込んできた「糖」を

細胞の中で燃料として使うために細胞の中に取り込んでくれるホルモンの「インスリン」の機能にリスクがあるかどうかが分かります。

 

両方の視点から

クライアント様にとってどのような「食生活」が適正なのか?

を探って行く訳ですが、インスリンの機能はとても重要なので早く確実にこのリスクにたどり着ける遺伝子検査は栄養士の強力な武器となり、

クライアント様にとっても転ばぬ先の杖となってくれるのです。

 

熊谷隆

熊谷隆

熊谷隆(くまがい たかし) 大いなる和の国の榮養研究所 主宰 管理栄養士、JSセラピスト 「施術」「和の榮養教室」「食生活の最適化支援」による 【JSプログラム】で「元氣に未来を切り開く強さ」を取り戻す支援に従事している。

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