松本美貴子

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血糖(3/2)どんな食べ方をすると良いの?/松本美貴子

天候が安定しない今日この頃ですが、皆様、お元気でお過ごしですか?
管理栄養士の松本美貴子です。

前回コラム>>>血糖(1/3)おなかいっぱい食べると身体の中ではどうなっていくの?

今回は前回の続き、血糖について2回目のお話で、食べ方のポイントについてお話しします。

 

糖のタイプの違いによる血糖値の上がり方

あなたが食べる糖(炭水化物)には大きく分けて2種類あります。
一つは果物、ジュース、お菓子類(砂糖)、お酒、ビールなどの単純糖質、もう一つはごはん、麺類、パン類などの複合糖質です。
単純糖質は糖の分子がばらばらに存在しているので体内に糖が入ると血糖値が急上昇しやすいと言われている糖の種類です。急激に血糖値が上がるため、膵臓からインスリンをたくさん出して、速く下げようと膵臓がたくさん働きます。
それに対して、複合糖質は糖の分子がくっついて存在しているので体内に糖が入っても血糖は単純糖質に比べてゆっくり上がってゆっくり下がると言われている糖のため膵臓から出すインスリンの量が少なくて済みます。
どちらが膵臓は楽でしょう?当然後者の複合糖質の方ですね。

 

 

インスリンの生産量は加齢とともに減っていく

また、インスリンの生産量は加齢とともに減ってきます。60歳過ぎるとインスリンの生産量は2/3くらいになると言われています。なので、私が栄養指導をしている方の中に、よく若いときよりも節制しているよ、とおっしゃる方もいらっしゃるのですが、それでも検査数値が高いときはその方にとっては量が多いのだと私は考えています。
複合糖質は主食として食べるのに多くの方にとって必要だと思います。でも、単純糖質のジュース類、お菓子類、お酒類などは摂らなくても良い種類であると考えます。
こちらの嗜好品の量を減らすことは身体がいつまでも元気でいられ、細く長く好きなものを食べられることにつながっていくと思います。

 

次回はそれでも甘いものが食べたいというあなたにちょっとしたポイントをお話ししますね。
今日も心身とも健やかで充実した一日をお過ごしください。

 

 

次のコラムへ>>>血糖(3/3)それでも甘いものが食べたいというあなたにちょっとしたポイント

 

 

松本美貴子

松本美貴子

日米の大学で栄養学、栄養理学などを学ぶ。美と健康の食医としての管理栄養士として活動。 細胞から元気になる心と身体に作用するMikikoメソッドの栄養療法で食事、フードサプリメント、生活リズム、心理学、運動療法など組み入れてトータルに指導。栄養指導、講師などの分野で活動中。

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