松本美貴子

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血糖(1/3)おなかいっぱい食べると身体の中ではどうなっていくの?

食欲の秋!美味しそうな秋の味覚も次々とお店に並び始めましたね。猛烈な暑さも少し和らいで過ごしやすい季節になってきました。
皆様、お元気でお過ごしですか?
今回は血糖についてのお話を3回にわけてしていきます。

美味しいものがたくさん出回る季節になり、つい、食べ過ぎちゃったりすることもあると思いますが、あなたは食べ過ぎについてどんなイメージがありますか?ちょっとくらいなら大丈夫?食べ過ぎると太っちゃう?いっぱい食べられて幸せ?
おなかいっぱい食べると身体の中ではどうなっていくのか話していこうと思います。

 

 

血糖値とインスリン

食事をすると、血糖値が上がります。血糖値とは、血液内のグルコース(ブドウ糖)がどれくらいあるかを示す数値で、正常な人の場合の空腹時血糖値は約80-100 mg/dL程度とされていて、食後は少し高い数値となります。そして血糖を下げる役割のインスリンが膵臓から分泌され、血糖を調整しています。

 

たくさん食べたときの身体の働き

たくさん食べると糖質、脂質、蛋白質などの全体量も増えるのでインスリンがたくさん分泌されないといけなくなります。あなたの膵臓はフル回転でインスリンをたくさん出して血糖を下げようと働いてくれます。頑張ってくれています。でも、あなたがもし、24時間ずっと走り続けたら、疲れてしまいますよね?あなたの膵臓も同じです。ずっと頑張って働いてくれているのですが、たくさんインスリンを出し続けていくとだんだん疲れてきちゃいます。
膵臓が疲れてくると脂肪肝につながったりすることもあります。肥満にもつながり、内臓脂肪からでる活性物質により、インスリンが効きにくくする働きも出てきます。体脂肪が増えて、LDLコレステロールや中性脂肪が増える原因にもつながってきます。そのうえ、運動不足の場合はインスリンの働きが悪くなり、筋肉で等が使われないため、脂肪組織にため込まれていきます。
このように血糖が安定しにくい状況を長く続けていくとインスリン抵抗性ができて、インスリンが出ても効かない状態になり、血糖を下げられなくなり、糖尿病へ突入していきます。

 

では、どのように気をつけていけば良いのでしょう?
次回は食べ方のポイントについて話していきますね。
今日も心身とも健やかで充実した一日をお過ごしください。

 

 

次のコラムへ>>>血糖(3/2)どんな食べ方をすると良いの?

 

 

松本美貴子

松本美貴子

日米の大学で栄養学、栄養理学などを学ぶ。美と健康の食医としての管理栄養士として活動。 細胞から元気になる心と身体に作用するMikikoメソッドの栄養療法で食事、フードサプリメント、生活リズム、心理学、運動療法など組み入れてトータルに指導。栄養指導、講師などの分野で活動中。

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