夏バテ対策に梅シロップを作ろう♪
こんにちは。管理栄養士の藤井佳寿美です。
どんどん気候も暑くなる中で体力や気力も落ち込みがちなこの季節スーパーなどでも手に入る青
梅を使用して簡単に作れる梅シロップをご紹介します。
今回は氷砂糖の代わりにてんさい糖を使用してミネラルアップ!酢を加える事でクエン酸パワーをより感じられるシロップに仕上がります。
DAKECOOK
《梅シロップ》
材料
青梅 | 1kg |
てんさい糖 |
1kg (氷砂糖やその他の砂糖でも可) |
りんご酢 |
150cc (その他の食酢でも可) |
3L程度の保存容器 |
作り方
1. | 青梅を洗い水気を取りへたを取ったら楊枝やフォークで数カ所刺して穴を開ける |
2. | 保存袋に入れて一晩冷凍する |
3. | 保存瓶を消毒して凍らせた梅とてんさい糖を交互に入れていく |
4. | リンゴ酢をかけて蓋をしたら瓶を逆さにするなどして梅をすみずみまでぬらす |
5. | 冷暗所におき1日1回ゆすって全体をなじませる |

青梅仕込み中…

凍らせた梅とてんさい糖を交互に入れていくとこんな感じ

完成!!
2〜3週間程度様子を見て梅がシワシワになったら完成!
冷水や炭酸水でお好みの割合で割ってお飲みいただけます。
エキスがでた梅は取り出してジャムなどにしてお楽しみください。
シロップは弱火で5分ほど加熱してから小瓶に移し替えて冷蔵庫で保管すると長持ちします。
クエン酸パワー
梅にたっぷりと含まれている『クエン酸』は様々な効果を期待できます。
①疲労回復
疲労防止・回復の手助けとなりスポーツドリンクにも配合されています。
筋肉疲労の予防にもおすすめ。
②殺菌・抗菌作用
食品の変敗を防止する作用がある事が古くから知られています。
③肥満防止
脂肪や糖質代謝を促進してコレステロールの蓄積を予防します。
④美肌作用
細胞の新陳代謝が活発になり、肌のハリやツヤが期待できます。
⑥高血圧予防
クエン酸やリンゴ酸などの有機酸には血圧を下げる作用が期待できます。
⑦カルシウムの吸収アップ
クエン酸によりカルシウムが吸収されやすくなります。
その他、様々な栄養効果の期待できる『梅』はこれからの季節、夏バテ予防にも最適な食材です。
是非、青梅が出回っている季節に作ってみてくださいね♪
【参考文献】
香川明夫 (監修)『七訂食品成分表2020』女子栄養大学出版部

藤井佳寿美
管理栄養士、フードコーディネーター、野菜ソムリエ、食育マイスター。 管理栄養士として現場業務や栄養カウンセリング業務に従事。 食への関心を高める体験型食育ワークショップ『TABERU×ASOBU〜タベルトアソブ〜』を主宰。 クライアントに合わせた効率の良い食事摂取方法やレシピ提案など実践しやすいアドバイスを心掛けています。