IDENSIL(イデンシル)

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株式会社グリスタ・IDENSILに関する最新情報をお知らせいたします。

【IDENSIL導入企業】パーソナライズされた予防医療・健康管理の普及を目指して/株式会社医源堂 伊藤史子先生

 

「業務用遺伝子分析って、なに?どんな風に使うの?」

そんな疑問にお答えするため、IDENSIL導入企業様にお話を伺いました。

 

株式会社医源堂 伊藤史子先生

 

 

医学博士、日本形成外科学会専門医、日本レーザー医学会 認定医、日本抗加齢学会会員、日本体育連盟公認スポーツドクター(スキー)、千葉大学医学部非常勤講師

IDENSIL監修、スポーツドクターとしてIDENSILを活用しアスリートや高校球児を指導

 


 

同じ遺伝子配列でもアジア人と欧米人とでは逆の表現型となることもある 民族間の差異も考慮した遺伝子検査を使うことが大切

 

―IDENSILを知ったきっかけを教えてください。

もともと遺伝子を用いたガン検査等を取り扱ってたので、ちょうどアスリート向けの遺伝子検査でいいものは無いかなって探してるところでした。
そこでIDENSILを見つけたのが導入のきっかけです。

 

―IDENSILを導入する前、遺伝子分析にどんな印象を持っていましたか?

もともとガンの遺伝子検査は種類多く取り扱っていたので、IDENSILを導入するのに抵抗はなかったです。ただ、厳選はしましたね。

 

―どうしてIDENSILを導入しようと思いましたか?

がんの遺伝子研究をしているときも、特に日本人のがん遺伝子に特化した研究をしていたので、白人の遺伝子ではなく日本人のアスリート向け遺伝子について取り扱っているのが良かったです。
それから探していたものに一番近かったですね。IDENSILの検査項目にESR1というエストロゲンレセプターに関する遺伝子がありますが、私のクリニックでもホルモンの検査取り入れているのでエストロゲンレセプターと筋肉の柔らかさとの関連性など興味深いなと思いました。

 

―遺伝子情報を誰にどのように活用されていますか?

浦和学院の野球部レギュラーの選手には全員検査を受けてもらいました。
団体競技はポジションが違ったり、必要な能力が違うのに皆同じ練習になってしまいがちですよね。なので遺伝子情報を元にグループ分けをして、グループごとにトレーニングメニューを変えたり、怪我予防のためのアドバイスなどを個体別に行いました。
練習後のケアも、筋肉が固くなりがちな子は筋肉が柔らかい子とは違うケアの導入をアドバイスしました。
それから遺伝子的には筋肉が硬くなりやすい体質だとしても、エストロゲン値が高いうちは比較的怪我が起きにくいと考えています。
特に筋硬度にリスクがある選手にはエストロゲン値が下がる要因や環境にあるとき、筋損傷を起こしやすい 事実を 選手本人に知ってもらう。そしてそういう環境に陥る時はこういうときだよねって知っておいてもらうことで、怪我の予防対策を促します。

 

―どんな人やどんな企業が遺伝子分析を活用するといいと感じましたか?

学校で導入して欲しいなと思います。口内の組織を綿棒でこすって採るだけなので痛くもかゆくもないですしね。遺伝子的適正や本人の興味などの面から、早い段階で子供たちの能力や才能を伸ばしてあげられるんじゃないかなと思います。
ただ、一番大事なのは遺伝子検査の結果を適切に生かすこと。遺伝子検査で望まない結果が出たから競技を諦めるとか、そういう判断に使ってはいけないと思うんです。

 

パーソナライズされた予防医療・健康管理の普及を目指す

 

―食事やトレーニング、健康管理を体質に合わせて行う人が増えてきていることについてどう思いますか?

私のクリニックでもパーソナライズされた食事やトレーニング、健康管理の普及を目指しています。これからは個々のオリジナリティをより生かした社会になってゆくと思っています。社会がそういう方向に向かえば今まで自分の体質に関心のなかった患者さんも、今後は自分の体質について興味が湧くと思うんですね。
自分の能力や弱点を加味した上で、どう生きればいいかということに注目が集まると思うので、 自分に組み込まれた部分をより深く知るツールとして、遺伝子検査が普及していくのはいいことですよね。

 

―IDENSIL導入前と導入後の変化を教えてください。

指導や診療がやりやすくなりました。患者さんや選手が、遺伝子検査によってエビデンスのある裏付けを得たことによって 
指導や診療に 納得してもらえるようになりましたね。

浦和学院の選手は集団生活をしているのですが、 全員に向かって、漠然と「夜寝る前にiPadやスマホの利用を控えましょう!」と言っても響かないんですね。
そういうときに、遺伝子検査を通して、光の感受性は一人一人違っていて、日々自分のやっていることが、自身の身体の夜間における修復効率を下げているという事実として理解してもらえれば、自分のこととしてきちんと伝わるため、我慢できるようになりますよね。

患者さんや選手が、能動的に生活習慣や食事などを改めよう努めるようになったのは良い変化でした。

 


 

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